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アフターサービスにおける企業規模

2014年12月26日「金曜日」更新の日記

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瑕疵保証を行なっている住宅メーカーや工務店は、保証の精度を高めるために、完成・引渡し後には定期的な点検を実施しているのが一般的です。たとえば、プレハブ建築協会では、一定期アフタ‐サ‐ビスー引渡し後2年間に3回以上、訪問または文書によって点検や調査を行ない、不具合を修理する②随時アフタ‐サービスー入居者の申し出に応じて、不具合の補修や保守、増改築の相談に応じる。ただし、これには保証期間その他の事情により有料となるケースもあるといった内容となっていて、メーカー各社では専従チームを設けて対応しているケースが多くなっています。こうした瑕疵保証制度、アフターサービスなどは、やはり規模の大きい住宅メーカーや工務店ほど充実しているのが現実です。たとえば、資本金1億円以上の住宅メーカーや工務店で家を建てた人の7割以上は、「住宅性能保証制度がついている」としています。規模が小さくなるほど保証制度がついている割合は低くなり、個人経営の工務店の場合には、保証制度があるのは1割強にとどまっています。同様に、引渡し後の巡回点検の実施状況を見ますと、個人経営の工務店で建てた人で、定期点検があったとする人は3人に1人程度にすぎません。それが資本金5億円以上の住宅メーカーや工務店で建てた人の場合には、20人中19人までが巡回点検があったとしています。この結果を見ても、性能保証やアフターサービスにおける、企業規模は無視できない要素となりそうです。

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