良い保証人、悪い保証人

: 良い保証人、悪い保証人、ふつうの保証人契約もいよいよ大詰め、そのとき必要なのが連帯保証人。「だって失礼しちゃうのょ。こう見えてもアタシ、もうＯＬ歴４年。お給料だって手取りで20万円あるのよ。それなのにい、なんで保証人が必要なのよ！」ＯＬのＴ子さんの怒りは、まだおさまっていないようだ。しかし前にも書いたとおり、ちゃんとした成人で会社勤めであっても、賃貸契約には保証人が必要だ。もちろん、家賃を払わずにバックした場合のためだ。じゃあ、敷金はなんのため？と思うが、保証人というのは、たんに家賃を保証するためだけではなく、その人物がモメごとを起こさない善良な一般市民であることを確認するためなのだ。それじゃ保証人はどんな人物が適当か。まずは父親。大手上場企業の部課長クラスなら、もちろんフリーパスだ。自営業であっても、もち家があれば問題なし。親せきや勤務先の上司というのもＯＫ。その場合、係長より課長、課長より部長のほうがベターだ。年下の同僚などはＮＧ！年収が借りる本人よりも上じゃないとダメってこと。