管理人はだれ！？

2015年11月15日「日曜日」更新の日記

ワタシのジツブツを見ていただければわかるが、顔はイカツイ。カラダもデカイ。 誰が見ても体育会系そのものだ。この２大ネックのため、営業ではさんざん苦労した。 見た目がコワイ人から、誰も商品を買いたくないのである。私の場合、普通の営業をやっていたら、普通の人の十分の一も売ることはできない。 サラリーマン時代は、これを逆手にとり、強みに変えている。コワイ人と思っていたら、実は誠実で優しい人だった……となれば、「営業の鉄則第三条　振り子の原理」で、人の評価は逆に振り切れる。一気に高評価となり、信頼を勝ち取ることができるのだ。実際、その信頼を裏切らない努力を人の３倍はしてきた。こういった、営業技術なら私は得意なのだが……。 実は見かけとは裏腹に、ココロは意外とナイーブである。 深い闇に落ち込む私の姿をみて、さすがにカノジョ（嫁）も心配したようだ。根拠もなく「うまくいくから大丈夫」と励ましてくれた。この一言で冷静になり、次の対策を真剣に考えることができた。本当にカノジョ（嫁）には感謝している。 さて、今回の銀行の断りを検証してみよう。 支店担当者レベルの判断、物件はフルローン対象である。一番の理山は私が確定申告で赤字申告を行っていた点である。 現時点では支店レベルの判断であるため、別の支店に持ち込むことは可能なはず。 ダメもとでトライだ。別の支店に持ち込むために、電話を入れる。すると、融資担当者が話を聞いてくれたものの、真剣さが足りない。よっしや、ちょっとテクニックを使ったれ！　次のように融資担当者へ伝えた。 「物件を紹介してくれた不動産業者さんが、物件と簡単な私の属性を御行の○○支店さんへ持ち込み、フルローンも可能だろうとの回答を得ています。 そうはいっても、私は以前、○○さんにお世話になっているので、まずは○○さんに相談させていただきたいと不動産業者さんにお願いし、ご連絡させていただいた次第です」 すると……電話の向こうでなにかが切り替わった。 担当者の反応が変わったのが手に取るようにわかる。 「すぐに詳細の資料をＦＡＸしてください」 私は、別の支店が積極的なので、回答をあまり引き延ばせないことを伝え、早く回答をいただきたい旨と、資産管理法人への融資を希望することを伝えた。資料は完ぺきに揃えてある。全資料をすぐにＦＡＸした。 ２日後。たった２日後。担当者から電話がかかってきた。 「融資審査を通りました」 この時の喜びは半端ではない。絶望からの帰還。未来の扉が開いた瞬間。 扉の隙間からは眩しいばかりの光が溢れてくる。

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