管理人はだれ！？

2015年12月24日「木曜日」更新の日記

ペットの代表といえば犬と猫ですが、小鳥や観賞魚を飼育している人も少なくありません。また最近では、ハムスターやモルモット、ウサギなどをペットとして飼育する人も増えています。 どんな生き物でも、飼育書を読んだり、しっかりとした知識を持っているペットショップの人に聞いたりして、まずその習性や行動を理解すること、そして必要な物をそろえて飼育するのが飼い主の責任です。 「このマンションは犬猫の飼育は禁止だけれども、小鳥やハムスターならばいいだろう」という理由で飼い始める人も多いようですが、そういったペットに関しても苦情はゼロではないということも認識すべきでしょう。たとえば小鳥の場合は、カゴに入れてベランダに出したり、ベランダでカゴの掃除をしたりすることで、エサや羽毛、フンが飛び散ります。 動物飼育の理解を得るためには、他人に迷惑をかけないことが第一の条件になります。「小鳥なら迷惑がかからないだろう」というのではなく、小鳥を飼育するのならば、周囲に対してどんな配慮が必要なのかということを意識することも大切です。小鳥だけでなく、ほかの生き物に関しても然りです。 観賞魚は何も迷惑をかけないはずだと考えるかもしれません。しかし、大量の水が室内にあるのですから、地震のある日本に住んでいる限り、迷惑の可能性はゼロではありません。地震のときに水槽が倒れたら、下の階に水漏れで迷惑をかけるということも考えられるのです。 ハムスターを飼っていたある人が、ハムスターは夜行性だからと夜間に室内に放し飼いにしていたところ、柱を大きくかじられてしまったということがありました。自分の家でも被害が大きいのですから、賃貸住宅などの場合は、その損害は大変なことになるでしょう。また、イグアナやヘビ、ワニ、サソリや毒グモをはじめとする、さまざまな外国産の動物（エキソチック・アニマルと呼ばれています）、珍獣の飼育が話題になっています。「なかない、におわない、新時代の都市型ペット」などと雑誌などで紹介されています。 しかし、一方で、飼育舎から脱走して周囲を騒がせているニュースも耳にします。人間とのつき合いの歴史がなく、明らかに野生のものを捕獲、輸入したと思われるような動物は飼育すべきではありません。 また、逃げ出したときに、地域社会に迷惑になるような生き物は、飼育に適しているとはいえないと考えます。

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