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中古マンションを買うときの注意点「建物の老朽化」

2016年2月1日「月曜日」更新の日記

2016-02-01の日記のIMAGE

建物の老朽化は、建築されてからの経過年数と、その後の管理状況で判断できます。
まず築年数を聞き、「長期修繕計画」をもらいましょう。
長期修繕計画とは、マンションの共用部分の修繕工事について、三十年程度の長期にわたる計画を記した文書です。
これを見れば、過去の工事も将来の工事もわかるようになっています。
修繕工事は場合によって、大規模のこともあれば、小規模のこともあります。
ここ十五年くらいは、新築時に長期修繕計画についての文書がつくられるようになりました。
しかし、それ以前の古いマンションの多くは、リフォームについてまったく考えられておらず、文書がつくられていないことが多いのです。
長期修繕計画がない場合は、過去に共用部分の改修が行われたことがあるかどうかを聞いてみます。
過去に行われていなければ今後計画があるかどうかを確認します。
管理状況を判断するには、建物の外観をチェックしてみます。
外壁の汚れや亀裂、共有のエントランスや廊下などの傷み具合は、誰にでもわかります。
傷み具合がひどいのに改修計画がないというのは、管理組合が機能を果たしていないか、あるいは何か問題があると判断したほうがいいでしょう。
しっかり維持管理されているマンションは、定期的にメンテナンスされています。

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