『マンションの維持・管理には竣工図が必要になる』
2016年3月13日「日曜日」更新の日記
- 「竣工図ってなに?なぜ必要になる?」 新築時の補修は販売会社の責任でやらせればよいのですが、瑕疵担保責任による補修が完了した後は、私たち住んでいる者、すなわち管理組合で管理し、補修をしていかなければなりません。 そのためには、竣工図が必要となってきます。設計図しか手に入らない場合もあるかもしれませんが、極力竣工図を手に入れるように努力してみるべきです。竣工図というのは、文字通りマンションの竣工時の状況を記した図面です。元来、設計図通り作られるべきなのですが、施工上の問題などのため、実際の建物は必ずしも設計図通りではないのです。 そのため、発注者である販売会社の竣工検査の時点で図面を修正した竣工図が作成されるのです。 当然、何でもかんでも設計変更してよい訳ではありませんが、発注者が認めた範囲で変更されているはずです。私たちマンションに住む者にとっては、いまさらその変更の妥当性が問題なのではなく、今後補修をなう時点での確かな図面が必要だということです。
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