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新築マンションを購入する場合

2016年5月24日「火曜日」更新の日記

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分譲のマンションには戸建て住宅とは違った特徴があります。多くの人と集まって住むという生活形態や、大きな建物の一部を個々に区分所有するという所有形態などがそれです。それらの特徴から要請される独特な注意点を含め、新築マンション購入に際して注意すべき点を考えてみましょう。『分譲業者の業績を調べる』まずは分譲業者の信用度のチェックです。バブルの頃まではマンションブームにのっていかがわしい分譲業者がたくさん出てきて、欠陥マンションを多数つくって販売していました。バブル崩壊後はこうした業者はかなり淘汰されましたが、まだなくなったわけではありません。業者の選択は決定的に重要であるのは、建売住宅と同じです。・都道府県庁で「免許登録」や業者団体への加盟の有無を確認する。・実際にマンションを購入した友人、知人の意見を聞く。・同じ業者の販売したマンションに出向き、近隣とトラブルが起きてないかなど、入居後の様子を見てみる。『建物の基本的な性能を把握する』建物の性能をしっかり認識し、その条件でいつまで暮らせるかを知ることは、これからの住生活のあり方の前提となります。・宣伝パンフレットに書いてある建物概要をよく読み、不明瞭な点は販売会社に問い合わせて説明を受ける。新築マンションの購入は、実物を見て買うよりも建ち上がる前のモデルルームを見てのことが多いと思います。ほとんどのモデルルームは仮設ですから、実際に入居した後の各種性能は調べようがありません。しかし、遮音、防音、防湿、耐震、耐火など、建物の基本的な性能は、これからそこで生活する器の使い勝手のことですから、十分に確認することが大切です。キッチンや浴室、空調などの設備についても、「新しい型だ」「便利だ」という説明を聞くだけでなく、補修の方法、保証期限などについて詳しく聞いて、気をつけることが大事です。・性能保障制度の利用も検討する。建物の性能については、「建築基準法」が改正され、2000年から建物の性能保証制度がスタートしました。この制度はすべてのマンションに対して義務づけられるわけではありませんし、保障のための手続きにかかる諸費用も購入者負担です。しかし、販売に際して約束した性能については保証するというものなので、購入予算などに余裕があれば利用してみるのもよいでしょう。

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