●天井高は階高も高いことが条件
2016年6月11日「土曜日」更新の日記
- 天丼の高さについては、気にする方が増えているようです。日本人の体格は年々向上していますから、当然でしょう。LDでは最低でも2m50mはほしいところです。ただ、天井の高さがあればそれで十分かというと、そうではありません。階高も同時に高くないと、良い間取りとはいえません。階高とは、簡単に言えば1階分の高さのことで、床のフローリングの上面から上の階のフローリングの上面までの高さで表します。最近は二重床、二重大井が一般的ですが、中には階高が低いのをカバーするため、上階の床スラブの下面に直接クロスなどを貼る直火井にしているケースもあります。直天井の場介、天井いっぱいまでのハイサッシを取り付けることは無理ですし、照明器具の配線などがコンクリートに打ち込まれており、リフォームの際に移動できないなど、デメリットが少 なくありません。直天井のマンションは、避けたほうが無難でしょう。