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【解約返戻金って何?】

2016年8月1日「月曜日」更新の日記

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もうひとつ、保険には「解約返戻金」というのがあります。これがけっこうわかりにくいシステムで、加入者を混乱させる原因になります。宝くじの場合、当選するか、外れるかで、結果はオール・オア・ナッシングです。抽選に外れた人は、何も得ることはできません。ところが保険はギャンブルではなく、リスクを避けるための道具ですから、オール・オア・ナッシングでは(掛け金をすべて失うリスクを冒すのでは)あまりメリットがないと感じる人も出てきました。とくに長期で大きな金額を支払う生命保険の場合、「生きてました。はい、さようなら」では不満も出てきます。何らかの事情で、中途解約したいという人もいるでしょう。このような理由から、多くの保険で、中途解約のために払い戻し規定を定めています。これが、「解約返戻金」と呼ばれるものです(厳密にいえば解約返戻金は、保険期間中の死亡率の違いから生じるもので、保険期間後半の保険料支払いのために積み立てておいたお金といえます)。この「解約返戻金」は、終身保険や養老保険のような貯蓄タイプの保険と、定期保険のような保障重視の保険では、扱いが大きく異なります。終身保険の場合、考え方は比較的簡単です。たとえば、1年間に10万円の保険料を30年間積み立て、死亡時の保険金が1000万円というシンプルな終身保険を考えてみましょう。ここでは仮に保険料の半分の50%を中途解約のために積み立てるとし、それを年5%で運用してみます。1年目に解約すれば5万円(10万円×50%)が払い戻され、2年目に解約すれば、10万円+運用益が払い戻されるという商品です(実際はこんなに単純ではなく、さまざまな要因で返戻率も変わってきます)。この場合、5万円を5%で運用すると1年後には5万2500円になりますから、2年目の解約返戻金は10万2500円(5万2500円+5万円)になります。この調子で5万円の解約返戻金を年5%の利率で運用していくと、5年後に27万6000円になります。このとき保険料の支払総額は50万円(10万円×5年)ですから、この時点で解約すれば、55・2%に当たる27万6000円が戻ってくるわけです。さて、同じ計算で10年後の解約返戻金を計算すると、62万9000円となります。保険料の積立総額は]10年間で100万円ですから返戻率は62・9%です。同様に20年後の解約返戻金は165万3000円。払込総額(元金)200万円(10万円×20年)に対して、返戻率は82・6%になります。さらに、この保険を満期日まで30年間、年10万円ずつ払い込み続けると解約返戻金は332万2000円になり、払込総額(元金)が300万円(10万円×30年)ですから、32万2000円の利益が出たことになります。これが、終身保険の貯蓄性といわれるものです。ところで、30年間に300万円積み立て32万2000円の利益を得たということは、実質年利に換算すると、およそ0・7%です。加入者はこの終身保険に加入することで、一生涯にわたって死亡時に1000万円が支払われる保障を受けながら、同時に0・7%の利率の定期預金に30年間、10万円ずつ積み立てたのと同じ貯蓄ができたことになります。このケースはずいぶん簡略化していますが、返戻率などは、バブル期の予定利率5・5%だった頃の保険とほぼ同じになっているはずです(もちろん、配当額などによって差は出ます)。このシミュレーションを見ると、終身保険を貯蓄として考えるのが大きな誤りであることがわかります。同じ10万円を、この人が年5%で積み立てていれば、30年間で660万円(終身保険の解約返戻金の約2倍)になっているからです。貯蓄にはない「保障」というサービスを受けている以上、純粋な貯蓄よりも利回りが落ちるのは当たり前のことですが、終身保険の「貯蓄性」ばかりが強調されると、そのことを忘れてしまいます。今でも生命保険の営業マンは(国内生保、外資系生保問わず)、「定期保険は掛け捨てでもったいないから、貯蓄性のある終身保険をお勧めします」というようなことをいいます。逆に加入者の側が、掛け捨ての保険を嫌い、生命保険に貯蓄性を求めているということもあるでしょう。しかしこのように考えてみると、中途半端な貯蓄性(現在の1%程度の予定利率では、30年間保険料を掛け続けても解約返戻金は積立総額を超えません)しかない終身保険よりも、必要な保障性は保険料の安い定期保険で確保し、貯蓄(資産形成)はコストの安い純粋な金融商品で行うという、「保障と貯蓄の分離」のほうがはるかに有利です。終身保険に貯蓄性を期待してはいけない、ということです。

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