管理人はだれ！？

2016年9月8日「木曜日」更新の日記

売主としては個人が所有している不動産を売る場合は、あなた自身が用意するのは以下のものです。権利証・印鑑証明と実印・運転免許証等身分証明になるもの・物件の鍵、及び賃貸契約書など引渡しをする書類以上のものを用意すれば通常売買ならまず大丈夫でしょう。あと実際には物件の評価証明なども必要ですが、その他必要なものは仲介を依頼した不動産屋さんが用意する場合がほとんどです。ただし、例外もあります。相続登記や物件を購入したときと、住所が変わっている場合などは住所変更登記等の手続き用の書類が別途必要となります。法人所有の物件を売る時は、会社の印鑑証明と代表者事項証明書などが必要になります。公的な轡類がたくさん必要なので、何が何通必要かについても不動産屋さんを通して司法書士さんから指示があるので早めに用意しましょう。決済までに必要書類に間違いがないか、不動産屋さんに確認してもらうと良いです。特に権利証は素人が見ても分かりにくく、すべてあると思ったら決済当日足りない、もしくはあるべき書類が入ってないなんてことも実際にあります。【鍵を用意する】決済引渡しとはいいますが、物件まで売主買主で行って「はい、この物件をあなたに！！」なんてことはしません。鍵を渡すのが引き渡しです。自分が住んでいるマンションを売る場合は持っている鍵をまとめるだけで良いです。 しかし収益用として人に貸しているマンションを売る場合は、鍵が売主と借主、あと賃貸管理会社が各自Ｉセット持っているという場合が多いです。決済時までに借主に渡しているもの以外は引き上げて、引渡しすれば良いでしょう。「借主に通知する必要があるのか？」あなたが貸しているマンションを売ると言うことは、借主の立場からすれば「オーナーが変わる」ということになります。このとき借り手に所有者の変更を通知する書類が必要です。その書類は不動産屋さんが用意しますので、あなたはその書類に記名押印するだけです。あと一般の借主は「物件が売られたら賃料が上がるのではないか？保証金が返らないのではないか」と不安を持ちます。　もし借主があなたの知人や親しい人である場合は、契約をして決済までのこの間に「今度マンションを売るのでオーナーが変わる」ということと共に、保証金の返還は新しい所有者が行うことなどを亊前にあなたから借主に説明をしておいても良いでしょう。「金融機関への連絡」ローンを借りて買ったマンションを売る場合は、金融機関に売ること及び決済の予定を伝えておきましょう。決済時にはローンを一括返済する必要があるのですが、その手続きに時間が掛かります。よって、契約後はすぐに金融機関に報告をしておきましょう。特に複数の物件を共同担保として借りている場合は、売る物件だけ担保を外すことになるので、売りに出す前から相談しておいたほうが良いです。さあ、ここまで準備ができればもう決済引渡しも成功したのも同然です。自信をもって決済の日を向かえましょう。

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