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勉強しない大家は生き残れない

2016年11月6日「日曜日」更新の日記

2016-11-06の日記のIMAGE
ここまで、不動産賃貸業をとりまく、さまざまな課題について述べてきました。これらは決しておおげさな話ではなく、現実に起きている事実です。2010年、関西で老姉妹が困窮生活の末、マンション内で死亡しているのが見つかったニュースがありました。この姉妹はもともとは資産家の生まれで、小さい頃からお姫様のように育てられてきたといいます。二人が困窮したのは、相続対策で建てられたであろう賃貸マンションの経営がうまくいかず、借金に苦しめられることになったからです。彼女たちは、自分たちが所有する賃貸マンションの一室に住んでいたのですから、家賃を支払う必要がなく、本来ならば家賃収入で裕福な暮らしをしていたはずです。それなのに、空室が埋まらず、ローンが支払えなくなり、食べるものに事欠くまでに追い詰められてしまいました。30年前なら、このような事件は絶対に起きなかったでしょう。しかし、繰り返し述べているように、現在の日本は、何もしなくても空室が埋まるという時代ではありません。駅から距離のあるマンションや、築年数の経過したマンションで満室を維持するためには、それ相応のノウハウが必要です。彼女たちは、賃貸物件のオーナーでありながら、不動産賃貸業についてのノウハウがなかったために、命まで失ってしまったのです。誤解を恐れずにいえば、不動産オーナーは賃貸業のプロではないと私たちは考えています。築年数が経過し、空室が増え、家賃を下げざるをえなくなったとき、どのような対策を講じればいいのか?私たちは多くのオーナーさんとお付き合いをしていますが、正しい解決方法を導きだし、すぐに手を打てる方は、ほとんどいません。たとえば空室が長引き、何らかの対策が必要となった時、最も効果のあるアクションのひとつが、間取りの変更や設備の交換です。車にモデルチェンジがあるように、商品には必ず寿命があります。マンションも例外ではありません。人気や魅力が失われた商品を、また魅力あるものに変ていくためには、思い切った改革が必要なのです。 しかし、不動産会社のほうから、オーナーさんにそのような提案をしても、すんなりと了承を得られることは滅多にありません。「100万円? その工事をすれば、絶対に埋まるの? 前回だって原状回復だけで埋まったんだから、今回も敷金の中でできる範囲で十分でしよ?」このように、出費を理由に、工事を拒むオーナーさんは多くいます。もちろん、自分自身で客付けができるなら、それでもいいのです。しかし、客付けや管理は不動産会社におまかせで、自分は部屋を預けているだけというオーナーが、不動産会社の提案を無視して、「なんとかなるだろう」と勝手に判断してしまうのは、あまりにも危険です。「前回の更新では、クリーニングだけで埋まったから、次も大丈夫だろう」という発言は、市場の動きを知らない人のものです。過去は大丈夫だったから次も問題ないだろう、と考えるのは、まさに「思考停止」状態であり、私たちから見たら負のスパイラルの入り口です。魅力が失われた物件に対して何の手も打たなかったために、空室のまま年数が経ち、ますますリフォームにかけるお金がなくなるという事態が、その先には待ち受けています。逆風の中で生き残るためには、マーケティングやプランニング、そしてファイナンスまでをトータルで考えられる知識と実践力が求められます。選ばれる建物を造り、高い稼働率を維持するために、オーナーも必死で勉強しなければいけない時代なのです。

夢のマイホーム

マイホームって憧れますよね。みなさんはいかがでしょうか?僕は25歳くらいで結婚して郊外に住むのも憧れます。一方で、働か盛りの20代は都会のマンションを購入してそこでバリバリ働くというのも捨てがたいです。今回ご紹介するのは完全に前者。奈良のニーズホームという不動産会社が取り扱う一戸建てです。敷地面積は60坪を超え、お庭も広いのでバーベキューとかもできちゃいそうです。車もたくさん停めることができますが、駅までは徒歩4分と最高の立地。のんびりした郊外の雰囲気と利便性を兼ね備えた最強の物件となっております。ぜひこれを機に奈良での暮らしをご検討されてはいかがでしょうか?

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