管理人はだれ！？

2017年1月25日「水曜日」更新の日記

研修中は、賃貸マンションやアパート、高齢者専用住宅、賃貸管理会社、新築の戸建住宅などを見学し、最後にはホームパーティへの参加や日本大使館の訪問もさせていただきました。賃貸マンションの仕様は、基本が1ＬＤＫタイプで、それ以上となるとトイレとシャワー室が2か所あり、平均で55平米あるということでした。現地のマンションでは、管理人兼賃貸仲介の担当者と、資産管理の担当者とが別々に決められています。資産管理の会社では、完全な個室で各自が仕事をこなし、修繕やメンテナンスの発注、修繕計画、入居状況の報告、キャッシュフロー報告書の作成などをおこなっていました。この点については、日本との大きな違いは感じませんでした。アパートも同じ形態で、やはり管理人兼務の方がいました。高齢者住宅では、共有スペースの広さと装飾の豪華さに日本との大きな差を感じました。室内もカーテン、家具、装飾品が用意されており、入居者が持ち込むのは衣服のみだそうです。また、高齢者が自分の部屋を忘れないために、共用廊下の壁に楽器をはめ込んだり、入居者が好きな絵を飾ったりという工夫が凝らされており、なるほどと感心しました。高齢者専用住宅以外の募集方法としては、雑誌とインターネット広告がメインで、賃貸借契約は、すべて定期借家契約ということでした。

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