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梁の美学

2017年4月6日「木曜日」更新の日記

2017-04-06の日記のIMAGE
 すでに天井板は取り払われ、建物の骨格がむき出しになっている。屋根の形に沿った三角形の壁面にも数々の木材、たるきが規則正しくへばり付いていた。「うわあ、すげえ、何だこりゃ」「古い家に隠されたお宝ですね」専務と共に天井を見上げる上司は、まさか古い建て売りから、こんな代物が出てくるなんてと、あっけに取られていた。取り壊されたかもしれないこの古家を、水平に支える巨大な突っ張り棒-銘木さながらの梁は、骨董品のように黒光りしている。興奮する私は、これが建て売りなんでしょうか。こんな梁は田舎の古民家でしか使われないものと思ってました。私が家を建てた時もこんな梁にしたくて、材木店に出向いたけどそれは高くて、手が出なかった、というようなことを、上を向いたまま延々喋り続けた。専務も満足そうに、「今の建て売りじゃ、こんなもん使える大工などいませんよ。この原木を梁にして家を建てるには、梁じゃなきゃね。うちの大工、星もたまげて、この家はやはり真面目な大工が建てたんだと言っていましたよ」と、この家を誉め称える。ちまたでは古民家のリサイクル市場化が注目されている。建材や工法が工場化される1950年代以前に伝統的な工法で建てた古民家は、長い年月を経て乾燥した古材が新しい木材より強いと評価され、古材として高値で売買される動きが首都圏でも広がっているという。伝統的な家に経済的な価値を見いだし、リフォーム後公共施設にしたり、10万円近い高値がつく梁など、部材を販売したり、市場価値を見直す動きは活発だ。実は総務省の調査結果でも、東京には1950年以前に建てられた古民家が6万5500軒もあると発表されている。これは長野や群馬よりも多い。東京は欧米人も泣いて喜ぶ古民家集中地域なのだ。そういう意味では、古民家よりずっと新しいものの、年代物の立派な梁がこの家から見つかったことは象徴的だった。梁をよく見ると、岩手○×木材と、かすれかかった焼印が押されていた。「岩手から切り出された銘木かなあ」ポケットカメラのシャッターを押しながら上司は言う。白アリや耐震などマイナス面ばかり気にしていた私は、まさかこの手のどんでん返しが初っぱなから起きるとは、思いもしなかった。「これで屋根裏部屋が出来たら最高ですね。作り付け階段も梁に合わせてこげ茶色のニスを塗りましょう」カントリーハウスか古民家かといった風情のこの部屋も、1階と同じく店として使えるかもしれない。いや、ひょっとしたらこの家を丸ごとカフェやギャラリーにした方が、もっと面白い仕掛けができる。「一軒家って面白いですねえ。マンションだと天井取っても何も出ない」これから先が楽しみだと上司も興奮している。古家付き土地。この雄々しい梁が、捨てられていくものの中から突然現れたことが、大げさなようだが、何かの啓示のようにすら感じ、久しぶりに神聖な気持ちになっていた。

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