管理人はだれ！？

2017年7月12日「水曜日」更新の日記

「士」の先生方と一般個人とは、どうも相性がよくないらしい。個人は先生方を敬遠する。なかなか接点を持ちにくい。しかし、いつまでもそうであっては埒があかない。なにはともあれ、まず専門の先生方に相談するキッカケをつくることが大事です。個人の方に聞いてみますと、いちばん相談しやすいのは親族にその関係者がいらっしゃる場合だと言います。しかし親族では逆に困る場合もあります。プライバシーを知られたくないというわけです。友人の紹介とかさまざまですが、私の薦めたいのは、サラリーマンだったら、会社を通して先生を紹介してもらう、という方法です。先生方も会社の手前もあることですから、比較的親身に対応してくれるのではないでしょうか。料金も妥当な線で了解してくれそうです。しかし世の中の人すべてがサラリーマンというわけではない。そういうツテのない方たちは、先生方との接点をどこに求めたらいいか……、公的な行政サービス機関を利用するのが、いいのではないかと私は思います。東京ならば都や区の公報に目を通すだけでも情報が得られます。税金あるいは法律問題などの相談日が告知されています。テーマ。に従って弁護士さんとも、あるいは税理士さんとも話し合いを持つことができます。とりあえずそういう場を利用して「士」の先生方と口を利くきっかけをつくる。そういうやりとりに慣れることが大事ではないかと、私は考えております。公的な相談コーナーに出ている先生方は、士業の代表として出席しているわけですから、初めて会う個人の方を仕事に引き込むようなことはまずしません。安心して相談してみてください。相性がいいと思ったら名刺をもらい、後日その事務所に正式に依頼をすればよいのです。公的以外の無料相談会も新聞などで宣伝され、日常各所で開かれておりますが、ここに招かれている先生方は主催者側の顧問になっております。ここでは士業の代表というよりも、顧問先の利益を代表する場合が多くなりますので、そのつもりで相談されることが賢明です。

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