部屋探しは重要!快適な生活を送る方法!あたらしくらし

トップ > 平成29年8月> 3日

地震に勝つ家づくり

2017年8月3日「木曜日」更新の日記

2017-08-03の日記のIMAGE
戸口のほうへ行こうとすると、風景が回って見え、床がうねうねと波打っていて歩けない。目の前には、棚から壁から、物がカラカラと落ち、ピアノや大型冷蔵庫までが扉を大きく開けて倒れてくる。ドアは開かず、台所、風呂の火はとても消すどころではない。それでもなんとか庭に出ると、地面は地割れしそうで、思わず木にすがりつく。振り返ってわが家を見ると、棟はまるで生き物のように波打ち、壁のタイル、モルタル、雨戸やベランダが次々とはがれ落ち、ほこりがもうもうと立ち込める。ガラスはほとんど割れて、家の基礎も大きくひび割れる。増築した二階家だと、一階がねじれるようにして倒れてくる。電柱はまるでメトロノームのように電線を鳴らせながら頭を振っている。 地面からは突然、水が噴き出し、ガス臭い。どうやら水道管とガス管が切れたらしい。道路はアスファルトが割れて盛り上がり、電柱や信号機、そして歩道橋が倒れ、乗り捨てられた無数の車が道をふさぐ。これでは消防車や救急車が走れそうもないことは一目瞭然だ。そのとき、目前にポツと火の手が上がる……。これは福田赳夫元首相らが書いている、旧制第一高等学校生徒の関東大震災体験記集「私は激震の中にいた」から、当時の状況を現代風にアレンジしたものだが、これではわが身をどのように守ったらよいのか呆然となるばかりだ。 こうした前例があるにもかかわらず、阪神淡路大震災のときも同じ光景が繰り返された。震度七の破壊力はすさまじかった。あの端正な街並みは、一瞬のうちに瓦礫の山と化していた。テレビで流れたその映像に、息をのんだ人も多いだろう。私は阪神淡路大震災の直後に神戸を訪れた。そして、その無残な姿を目の当たりにし、とめどなく涙が流れた。私たちの暮らしを守るはずの家がいとも簡単に崩れ落ち、その家に「殺された」命さえあった。自然の驚異に対しては、なす術もないのか。家づくりにかかわるものとして、くやしくてならなかった。 このときほど「家」の意義を痛切に感じたこともない。家さえあれば、雨露をしのげる。家族が帰る場所がある。そして肩を寄せ合い、励まし合って、生きる力を養える。そんな経験を通して、私は地震などの災害に対処する家づくりを、ますます真剣に考えるようになった。家の補強や地震に強いリフォームの方法など、セルフディフェンスについては「地震に勝つ家負ける家」(山海堂)に記したので、そちらを参考にしていただければ幸いだ。そして今、私は地震に負けない都市づくりを推進している。三宅島の全島避難後のテレビの映像などで見るにつけ、「避難生活」はいかにも辛そうだ。不安を感じているように見受けられる。体育館での生活はもとより、アパートが割り振られてからも他人同士が同じ部屋に住んでいるケースさえあり、プライバシーもなにも、あったものではない。 平和に慣れきってしまった私たちは、「まさか」の危険をすぐに忘れてしまう。その教訓が満足に生かされてはいないからだ。厚生労働省による大規模災害検討委員会で私が提唱しているのは、大規模災害が起きたときに、シェルターのように登場する仮設住宅ユニットを備えた都市だ。まず、基本的な生活を確保するためのユニットをつくる。トイレ・洗面ユニット、キッチンユニット、ベッドユニットなどだ。公園や小中高校の校庭に大きな溝を掘り、それをたくさん収納する。平生時には、普通の公園や校庭とかわりない。万が一、大規模災害が起き、家が壊れたら、このユニットを掘り出して組み立てる。何軒もの仮設の家ができる。もちろん、基本的な生活は確保され、プライバシーも守れる。ここは避難場所ではない。町である。町ならコミュニケーションが生まれる。 復興に向けて、お互いに協力し合えるのだ。ユニットを掘り出した溝をどうするか。ここは、消臭殺菌処理を施して、排泄物の溜め枡となる。避難生活で最もつらいのは、排泄物の処理だったからだ。人に安心の住まいを提供する建築家として、「まさか」のときの住まいを間に合わせですますわけにはいかない。家とは、どんな状況下でも家族が安心して身を寄せ合い、心を癒せる場所でなくてはならない。

足利市が人気です!大家族での引越しも安心ですね!

周辺環境や条件、設備の整った足利市はお引越し先にオススメです。

最初に足利市の施設を紹介します!
「一生自分の歯で食事を楽しみたい」と考えている方は櫻井歯科医院で歯の治療を行いましょう。
読書好きなら、三晃堂、さらに公園やコーヒーショップが近くにあると良いですね。
不動産を探すときは注目しておきたい31アイスクリームヨークベニマル足利大月店喫茶店では素敵な雰囲気を楽しみながら、静かで至福の時を過ごせます。
博物館があるので、休日はのんびり家族と出かけるのも良いですね。
周辺環境は大切なのでじっくり検討したいですね。

次は条件です。こだわりの条件はありますか?
景観が良く、環境も整った区画整理地内で物件探しをしませんか?
緑豊かな住宅地は美しい景観が広がっており、とても癒されます。
また、昔ながらの商店街では、人情が残るところもあります。
条件を絞る事により、より良い暮らしが送れます。

最後に気になるのが設備です。
天井に設置された天窓は、窓に設置された窓より3倍の採光が期待できます。
大きなバルコニーがあるお部屋なら、友人を呼んでBBQすることもできるんです!
生活を快適にする設備はあるととても便利ですし、天窓の位置は空き巣が入りにくいので、防犯としても役立ちます。
誰もが憧れる不動産は足利市で見つかります!

このページの先頭へ