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フィルターでカビを防ぐ  

2017年9月15日「金曜日」更新の日記

2017-09-15の日記のIMAGE
カビの侵入をくい止めるのに、フィルターを使う方法があります。ここで問題なるのはカビ の胞子の大きさで6um、人体3~6umとかなり小さい粒子であるのがネックになります。このカビの胞子が1つでも侵人すれば、その後は条件さえ揃えば容易に繁殖を許してしいます。今入手できるフィルターとしては、目の細かいHEPAフィルター、さらに目の細かいULPAフィルターがあります。HEPAフィルターについては、三菱重工の「ビーバーエアコン」でパーツとして用意されていますが、効果のほどは分かりません。というのは、高性能のフィルターは用意できても、空気の漏れを防ぎつつ、フィルターの交換が容易に行えるような設計にするのは簡単ではないからです。  また、普通の生活環境では屋内のホコリが多いため、この種の高性能のフィルターを採川すると、すぐに目詰まりを起こしてしまう恐れがあります。従東の目の粗いフィルターでも掃除を定期的に行う必嬰があるのですが、それすら放吐されることが多い現状を考えると、実川性の面で課題が残りそうです。  そこで、フィルターの目の粗さには限界があるものの、そこをカビが通過する際に胞子を殺してしまおうという工夫がなされているものがあります。これはアイデアとしてはいいのですが、最初の方法と同じく、その効果の持続性や副作用が懸念されます。この種のものとしては、ワサビやカテキンなどの殺菌効果を付加したさまざまなフィルターが考案されていますが、実際の効果のほどや持続性は未知数です。多くの場合、他社との差別化を図るため、また人目を惹くための戦略として採用されているのではないでしょうか。  では、カビの生育条件を絶つ、つまりなるべく乾燥状態を保つという方法はどうでしょうか。 エアコン内部の湿度が高くならざるを得ないという宿命から、この方法はかなり難しいことが予想されますが、いくつかの対策が考えられます。

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