管理人はだれ！？

2017年9月30日「土曜日」更新の日記

地球環境の保全という観点では、オゾン層の破壊を防ぐためのフロン対策が求められています。 各社とも新冷媒ＨＦＣ（R410A）を採用することで対応しているようですが、このガスは、放出された際の温暖化効米が高いという面を無視できません。それで、完璧なリサイクル制度の下で管理することが肝要です。冷蔵庫ではすでに温暖化の問題のないノンフロンガスが採用されつつありますが、この種のガスのリサイクル態勢はまだ整っていないようで、エアコンでの採用にはまだ時間がかかるものと思われます。いずれにしても、家電製品のリサイクルについては海外への輸出やリサイクルショップへの流通など、その経路は不透明な部分が多く、また、最終処分工場でもガスの垂れ流しが摘発される例もあり、まだまだ目を離せないというのが実態です。 床暖房についてはランニングコストも気になる点です。断熱性や気密性の低い昔の住宅では、せっかくの床暖房も熱の垂れ流しとなり、暖房費が数万円を超えるということで、結局のところ使川されず床暖房が飾りとなっているというケースが少なくありませんでした。近年は断熱の工夫も進み、ランニングコストの面でもかなり実用的になってはいますが、それでも暖房費は気になるところです。 　単純に、同じ熱量を発生させるのに必要なコストを比較しますと、現時点では灯油がベストで、これを3とすると、都市ガスは10、ＬＰガス13、電力14の順になります。このため、寒冷地では灯油ボイラーでお湯を供給する床暖房が普及しています。昼問の電力を使う床暖房は、断熱に配慮を払っても、ランニングコストの面ではかなり不利になります。もっとも、深夜電力は契約によっては割安になるのでこれを活用すれば実用性は高くなります。ただ、この場合には深夜に床下の欝熱材に電熱ヒーターで熱を供給して蓄熱し、昼間はその放熱を活用することになり、温度調節の面では不利になります。

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