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2×4を改装したらアトピーが改善した(M邸)

2017年10月16日「月曜日」更新の日記

2017-10-16の日記のIMAGE
改装事例だ。M邸は三浦半島の高台に位置するニュータウンの一角にある。換気、通風は申し分ない。窓を全開すると、夏でも冷房はいらない。庭には芝生が張ってあるから、照り返しによる熱風もない。南側が庭になっているから、冬の日照も十分だ。 築十五年程度経過しているのだが、スーパーガニックの白壁がまばゆい。玄関へは五段ほど階段を上がる。 玄関にはいると、吹抜けになっている。以前はなかった窓を取り付けることによって、採光と通風が確保され、吹抜けの空間効果が倍増している。庇が深いから日照調整の必要はない。 日本の伝統構法の場合は柱が家の荷重を支え、戸や障子で部屋を構成するのだが、2×4工法の家だから、壁が荷重を支える一方、壁によって部屋を区画している。したがって換気と通風をしっかり考慮して開口部を設けないと、室内空気は淀んでしまう。以前は合板と壁紙とフローリングで構成されたM邸はホルムアルデヒドが充満する家であった。 新築の家が原因していたのかどうかはわからないが、Mさん夫婦のご長男はアトピーで少年時代から悩んでいたという。ご主人の仕事の関係で海外での生活が長く、ご長男の治療はもっぱら海外で行われているし、大学生になったご長男は現在も海外で学生生活を送っている。ひと足早く帰国したMさん夫妻は、休暇などで一時帰国するご長男のために全面改装することにした。たまたま新聞でアンピエックスインターナショナルのAさんのことを知り、即座に連絡、徹底的に安全材料で改装してもらうことにした。外装のスーパーガエックも、室内汚染にはつながらないけれど、改装対象に加えた。 フローリングは、見た目は市販のものと変わりないようだが、エコロジーフローリングである。内壁は硅藻土だ。

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