管理人はだれ！？

2017年11月6日「月曜日」更新の日記

備長炭や自然素材の力を利用して健康住宅を作るコツについて考えてみよう。［埋炭（炭埋）」まずは、敷地環境を良くするため建物下に炭を埋める「埋炭（まいたん）」。住まいを建てる前に、建物下の中央部と4隅の内側、計5か所に各々300キログラムほどの木炭の粉炭を水締めしながら踏み固める。こうすることで地磁気が安定し（プラス電位=酸化電位=ケガレチが、マイナス電位=還元電位=イヤシロチになる）、敷地全体がマイナスイオンで満たされ、住まいの健康、家族の健康に役立つ。「埋炭」は昭和20年代、科学技術者の楢崎皐月氏が六甲山中で出会った、日本古代のカタカムナ文献の解読により判明した技術である。日本の古い神社仏閣や農家の大黒柱の根元には炭俵を埋め、害虫を避けたり、木の腐りを予防していた。一穴で半径15m以内が癒しの環境（イヤシロチ）になり、草花の生育が良くなり、果物や穀物の収穫量が増え、虫がつきづらくなる。住まいにおいても、木の腐食を防ぎ、害虫が寄りづらくなり、電化製品の故障や機械類の錆びつきも減少する。このように癒しの環境にすると、人が集まりやすくなってくる。商売しているところでは、お客様の滞留時間が長くなる。工場などに埋炭すると、機械の錆びや故障が減り、従業員の疲労も減少して生産性が上がるなどの報告もある。埋炭した周辺は、1年、2年、3年と時間の経過とともに、さらに環境がよくなっていく。元沼地や田畑だったところなどは、ヘドロが残っていることが多いので、必ず埋炭したほうがよい。ヘドロからは人体に有害な化学物質が発生しているからだ。「敷炭」床下などで使う調湿材（敷炭）は、袋入りで2～3.5キログラムほどの備長つぶ炭や竹炭が入っている。一坪当たり16袋ずつ敷き詰めていくのが一般的だ。床下が適度な乾燥状態となり、木の持ちがよくなり、防腐効果があり、白蟻、ネズミ、ゴキブリなどの害虫を寄せつけなくなる。床下の木部が守られるので、住まい自体も長生きする。現在では、床下が防湿用のコンクリートになっている家が一般的だ。コンクリートそれ自体とその下の腐った水などから発生するラドンガスは、放射性のガスで、アルファ線を放射するために、吸い込むと肺がんになる恐れがある。このラドンは、戸外では空気中に発散してほとんど危険はないと言われている。ただ現代の高気密住宅になると、このガスが充満することになるために、何らかの対策が必要なのである。敷炭は、この危険なラドンガスを吸着する効果をもつ。床下浸水にならない限り、メンテナンスは不用だ。建物が存続する限り敷炭の効果は持続する。

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