管理人はだれ！？

2017年11月10日「金曜日」更新の日記

住まいの定期点検や手入れをまめに行っていると、修繕費用の総額が結果として安く済む。手遅れになると、大掛かりな工事が必要になり、費用が高くついてしまう。これからは、長寿命住宅主流の時代だ。新築するときにかかる初期費用ばかりを考えず、住まいの一生の間にどれくらいのメンテナンス費用がかかるかも考慮しだい。住まいの一生にかかる修繕費等の総費用、ライフサイクルコスト（LCC）を耐用年数で割った「年間LCC」こそが、住まいの真の価値を決める上で重要な判断基準となる。耐用年数が30年と60年の家を比較すると、総LCCは耐用年数60年の家の方が高くなるが、年間LCCで比較すると60年の方が断然低くなる。長期的な視点を持つことが何よりも大切だ。家を建てる前に、新築時にかかる費用として自己資金と借入額のバランス、融資の種類、将来必ず発生してくる住まいの修繕費に対する資金計画などをしっかりと立てておこう。新築時には、頭金となる自己資金を多めに用意し、（親から借りてでも）借入額を少しでも低く抑えておきたい。右肩上がりの時代は終焉した。決してきちきちの支払計画にLないことだ。月々の借入返済に加え、修繕費の積み立ても必要になってくる。いざ修繕が必要になって慌てるより、毎月定額を積み立てていく方が賢明だ。分譲マンションに修繕積立金があるように、一戸建て住宅にも修繕積立金は必要だ。床面積当たり坪月額千円は積み立てしておきたい。30坪の延床面積であれば、月間3万円といったところだ。小さな修繕工事なら、何でも自分でやってしまうマメさや、メンテナンスしやすい構造にしておくことも、毎月の修繕積立金額を抑え、LCCを抑える工夫でもある。

松山市で家探し

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条件をクリアすること

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