管理人はだれ！？

2017年11月16日「木曜日」更新の日記

新居についての家族会議やプランづくり、実践での住まいづくりの基本を身につけたら、いよいよ住まい改善の段階に入る。まずはプロ選びから。雑誌に掲載されている有名なハウスメーカー、中堅の建築会社、地元の工務店、設計事務所など、選択肢はいくつかある。住宅金融公庫の平成九年度の居住性調査によると、新築の設計の依頼先は、ハウスメーカーが52.6％と最も多く、その理由としては、大手の実績とアフターサービスの保証が充実している点があげられている。次いで地元の工務店への依頼が27.1％で、熱心さや実績、設計の自由さなどを選択理由としてあげている人が多い。また、設計事務所に依頼した人は14.6％と少ないが、この場合は設計者、監理者としての実績や企画力だけが選択の判断基準とされている。ブランド力や低価格性だけをあてにしたプロ選びは、後悔することになりかねない。では、実際に住宅業界のプロを選別し希望通りの住まいづくりの夢を実現する方法を検討してみよう。まじめに住まいづくりに取り組んでいる住宅会社を、自らの足と目で探すのだ。せっかくの家づくりも、ここで選択を誤ってば意味がない。地域密着し、顧客密着している住宅会社の選別法を以下ご紹介しよう。「会社の信頼性」①当該住宅会社のすぐ近くの商店や住宅に飛び込んで評判を聞いてみる。②社長に直接会って話をしてみる。③会社に行き、雰囲気を直接確かめる。④経営のビジョン、住まいづくりのビジョンについて聞く。⑤長寿命住宅、健康住宅づくりのポイントについて聞く。⑥既存客との関わり方、アフターメンテナンスについて聞く。⑦設計の進め方、工事中の管理体制やホウレンソウ（報告・連絡・相談）の頻度や方法を聞く。⑧分からないこと、知りたいことは、理解し、納得するまで聞く。⑨建築現場に連れて行ってもらう。⑩現場の近所の評判や、できればその現場のお施主さんにも話を聞いてみる。⑪現場や看板がきれいになっているか確認する。⑫見学会に参加し、そのときのスタッフの姿勢をみる（構造、完成、現場ミニ勉強会など）⑬既存客に会わせてもらう。⑭施工中、入居して1年以内、それ以降の既存客宅等3件ほど訪問させてもらい、交流してみる。

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