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高く売りたいならオークションヘ  

2017年12月19日「火曜日」更新の日記

2017-12-19の日記のIMAGE
処分に時間がかかってもいいので、リサイクル書店に売るよりも利益を上げたいと考えるなら、ネットオークションに出品しましょう。商品には、自分で値段をつけて出品することができます。その商品を求めている人と出会える確率が高いので、納得のいく価格で売ることができるかもしれません。ただ、売れる時期はまちまちですし、長い期間売れないかもしれないので、急いで処分したい場合にはあまり向きません。ボランティア団体の中には、本の提供を呼びかけているところがあります。それらの団体は、本を中古市場に売って得られる現金を活動資金にするところと、絵本など特定のジャンルの本を直接支援活動に充てるところがあります。前者の場合は、服の場合と同じく、なるべく値のつきそうなものを寄付すべきでしょう。売れ残りは処分してくれるからと、価値のない本ばかりを送りつけては、相手にとって負担ばかりが増えてしまうからです。後者の場合は、被災地や貧困地域の子供たちのための絵本であることが多いようです。絵本は、傷ついた子供の心を癒やし、想像力を養うよき友となります。中には、ボランティアによって当該地域の言語に翻訳したシールを貼って贈られる場合もあり、たいへん有意義な援助です。また、古書店では、各ボランティア団体と協力して、「宅本便」のシステムをボランティアベースでも行っています。本を募るボランティア団体に寄贈する形で「宅本便」を送れば、売り上げがその団体にそのまま寄付されるしくみです。非常に簡単に寄付ができるので、「売って少しばかりの現金を得るよりは、社会に有意義に役立てたい」と考える人は、こちらを選択してみましょう。ボランティア団体以外にも、図書館や駅などで、本の寄付を募っているところがあります。いずれにしても、あまりにマニアックなもの、趣味に走ったものは、寄贈には向きません。それらはむしろ、ネットオークションなどで売るのに適しており、値もつきやすいでしょう。

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