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法の規制くぐってチラチラ、チラシ広告

2018年1月1日「月曜日」更新の日記

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 「宅地建物取引業法」「公正競争規約」があっても、広告の不当表示がもっとも多いのが不動産広告です。それもチラシ広告に多くみられます。チラシ広告を使って住宅を販売する業者には、各地区の宅地建物公正取引協議会に所属していない一匹狼の業者や、零細業者が多いことにあります。もち論、問題がありそうな広告については、公正競争規約を運営している公正取引協議会が目を光らせ、公正取引委員会などに申告し、適正な措置を講じるように要請したりしています が、事前のチェックは、実際上、無理といえます。またチラシは、配布地域が大へんに小規模で配布期間も短いものがほとんどですので、チェック機構の網の目をくぐりやすいこともあって、不当表示が絶えない、ということもあります。  それにチラシ広告は、新聞広告と違って、販売店で直接受け付けたり、アルバイトの配布人を使って配ったりしますから、新聞広告などに設けられている広告コードの規制を受けることもありません。チラシは、業者の良心に頼るしかないのが現状です。現に、不当表示で排除命令を受けた広告の大半は、新聞などの折り込みチラシ広告です。しかし、こうした業者の中には、排除命令を受けても、なんの痛痒も感じない業者もあり、手をかえ、品をかえての不当表示をくり返している者もみられます。 ・質業者がよく使う広告文  チラシ広告には十分気をつける必要があるのですが、そのチラシ広告の文 句で気をつけたほうがいいものをいくつかあげておきます。 ・地主直売、あなたに直接、お譲りします   最近よく見かけるものです。とくに現況農地、山林などというものに多くみられます。地主が自分でチラシを出すことは、まずないと考えましょう。 ・早い者勝ち、常識外のこの値段、超格安   不動産には、デパートやスーパーのような安売りは絶対にありません。あるとしたら、その裏には何かあるはずです。本当に安ければ、広告など出さなくても、さっさと売れているはずです。  こうした業者の腹の中は、ともかく、。案内所まで足を運ばせればこっちのもの、というものです。案内所に来た人間は、あの手、この手で、からめとり、契約させてしまえばいい、という悪質業者です。この他。払下げの土地です、公募します、などいかにも役所や公的機関が関係しているかのように見せかけたり、長期銀行ローン付、取引銀行○○銀行、などと、うっかり読むと提携ローンがあるようにみせるものもあります。が、これは提携ローンはない、といっていることに気づいて下さい。これらの文句は、過去に排除命令を受けた広告で多く使われたもので、信用のある大手の業者は、絶対といっていいほど使うことはありません。

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