管理人はだれ！？

2018年1月6日「土曜日」更新の日記

　新聞や雑誌などの広告で物件をみつけると、次の行動は、物件を見に行くこと、と考えている人が多いのではないでしょうか。確かに、目で見て、確かめることは大切なことですが、その前にすることがあります。パンフレットを取り寄せることです。現地へ行ったとき、または展示場へ行ったときに、ついでにもらえばよい、と考えるかもしれませんが、やはり、現地へ出掛ける前に取り寄せておくことが大切です。 　というのはパンフレットというのは、大へん重要な検討資料なのです。パンフレットを隅から隅まできちんと読めば、その物件がどんなものか、現物をみなくてもその物件の全体像を詳細に把握できるほどのものなのです。このパンフレットには、外観、完成予想図、平面図、間取図などが必ず記載されております。そして必ず、建築概要も記載されています。平面図などのチェックも大切ですが、パンフレットを見るときには、この細かい字で書かれた建築概要を一つ一つ丁寧に読むことが大切なのです。この建築概要には、次表にみる項目をすべて記載しなければならないことが公正競争規約によって義務づけられています。 　なお、最近はパンフレットが物件説明書を兼ねていることが多く、その場合は、宅地建物取引業法によって、買主に説明しなければならないと定められた事項も記載しなければならないことになっています。