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鉄骨系プレハブ住宅

2018年1月19日「金曜日」更新の日記

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 土台、柱、梁、小屋組などの構造体に、軽量鉄骨が使われているものです。工法は、木質系プレハブと同じく、軸組み方式、パネル方式、この2つの併用、ユニット方式などがあります。  軸組み方式 鉄骨プレハブ住宅の代表的なタイプで、工法は在来の木造住宅の軸組み工法と同じ方式です。鉄骨で、柱と梁の構造体を作り、間の壁に木質パネルをはめ込むものです。ジョイント部分が多いので、部品の数が多いのが難点と言えば言えます。  パネル方式 柱や梁を使わず、パネルだけで住宅を組み上げる方式です。パネルは軽量鉄骨の枠で作られ、パネル自体に強度を持たせた耐力壁になっているので、きわめて強い構造となります。パネルとパネルは、ボルトで接合します。  軸組みパネル併用方式 鉄骨で組んだ軸組みに、鉄骨で作った壁パネルをはめ込み、両方に力を持たせたもので、きわめて強い耐力を発揮します。最も一般的な工法です。  ユニットエ法・・・鉄骨でもって住宅の各部分を箱型(ユニッ卜)に工場生産し、トレーラーで現場に運び、現場でクレーンを使って据え付け、接合するものです。このユニット住宅は、内外装の仕上げから、トイレ、キッチン、浴室など水回りの給排水やガス、電気の設備まで、ほとんど全部といっていいスペースユニットが工場で作られ、組み込まれて、現場に運び込まれます。ですから品質にムラがなく、施エミスも防げますし、また工期もきわめて短かいなどの利点があります。しかしユニッ卜の組み合わせなので、間取りに自由性がない、設計変更がきかない、運搬費がかかる、などの欠点もあります。また、現場までトラックで運び、さらに現場でクレーン車を使っての作業になるので、道路幅の狭い敷地や狭い土地で、周囲が建て込んでいる場合などは建てられません。  鉄骨系のものは、メーカー数も多く、プレハブとしては、もっともなじみの深いものです。構造体に軽量鉄骨を用いているので、強度もあり、経済的であること、また、地震、火事などにも強いなどのメリ。卜があげられます。ただ、軽量鉄骨は肉が非常に薄く(2.3ミリ~3.2ミリ程度)、湿気や結露などで生じる錆が問題だと言われています。が、この問題も近年の鉄骨の防錆加工の進歩により、ほぼ解決されているようです。

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