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ガス、水道、公営とは限らぬミニ開発

2018年1月29日「月曜日」更新の日記

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 大手住宅メーカー、電鉄会社などの大手業者による大規模開発の建売団地では、ほとんど問題はありませんが、30坪にも満たない敷地に、マッチ箱のような住宅の建っているミニ開発の建売住宅などの場合、ガス、電気、水道の供給状態もチェックしなければなりません。  こうしたミニ開発の場合、建ぺい率違反をしているところも多く、そのままでは建築許可かおりないので、役所には二戸分を一戸にみせかけて建築許可を受けています。もち論、許可がおりればこっちのもの、とばかりに現場では軒と軒が接するような形で二戸分の住宅を建てるわけです。が、建築許可は一戸分しかおりていませんから公営水道、都市ガスの配管は1軒分にしか敷設できません。  1軒おきに公営水道、都市ガスが入って、間の1軒は皆、水は業者が井戸を掘って簡易水道から給水し、ガスはプロパンガスというケースもあります。小規模な地元業者によるミニ開発などにたまにみられるケースです。  ガス、水道が公営かどうかは、当該自治体の建築課へ行けば確認できますから、必ず、その供給状況を確認してみてください。また、ガスではキッチン、風呂場のほか、リビングルーム、各居室にガス栓が配置されているかどうかもチェックしてください。  暖房用に、または冬季に人が集まって、鍋物を囲んだり、という場合が必ず出てくるものです。そのとき、ガス栓がないということは不便なものです。たとえ、暖房にガスを使うことがない、と当初は考えていてもガス栓が各室に配備されていることは必要です。  電気では、ミニ開発の場合はメーターをチェックしてください。20アンペアのものが、たまにあります。クーラーは、ほとんどの家が備えつけるでしょう。セントラルヒーティング、オーディオ、ファン、テレビ、洗濯機はもち論、乾燥機、除湿気も、備えつけることもあるでしょう。 こうしたことを考えると、20アンペアでは、どうにもなりません。40アンペアは必要です。何かを使うたびにヒューズがとんで…というのでは、不便もさることながら、気分的にもなんとも不快なものです。  また、ガス栓の各室配置と同様、電気のコンセント差し込み口も各室に配備されているかどうかのチェックもしてください。現代は電気製品万能の時代です。この部屋は、灯りさえあれば、コンセントはいらない、という部屋はないはずです。またスイ。チも、階段室は上り口と下り口の2個所にあるのが望ましいでしょう。電源や配線は、入居してから、やり直すといっても、なかなか厄介なものです。必ず、事前にチェックすることが必要です。

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