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営業マンの来襲を避ける法

2018年2月3日「土曜日」更新の日記

2018-02-03の日記のIMAGE
 勉強のためにモデルハウスを見たいんだけど、一度行ったらあとでセールスがうるさくって、こんな悩みをよく耳にする。 住宅展示場へ行きアンケートに記入すると、1週間もたたぬうちに営業マンが家にやって来る。ノルマはあるし、メーカー間の競争もきびしいから、彼らとしては当然の行動である。  あるモデルハウスを訪ねたときのこと。玄関まで送ってきた20代後半の営業マン氏、目をギラリとさせて、  「明日の晩、お伺いしてよろしいですね」と言い放ったものだ。  このように日時を約束(一方的だが)して来る人はまれで、突然訪れてくるのが圧倒的に多い。それも日曜の午前中や週末の夕食時など、くつろいでいるときに押しかけてくることが多い。これまた先方としては理にかなった行動なのだが、ゆっくりと家づくりを検討したい向きとしては迷惑千万である。  モデルハウスをじっくり見たい。けれども計画はまだ先だから、営業マンにマークされるのは御免、という人はどうすればよいか。正攻法としては、アンケートに記入しないことだ。  多くのモデルハウスでは玄関の下駄箱の上にアンケート用紙が置かれ、御記入の上ご覧下さいなどと書かれている。  無視して上がるのがよい。  そもそも、初対面の人間に向かって、土地は持ってるのか、どこにあるのか、広さはどれほどなのか、予算はいくらか、手持ちの金はいくらあるのかと詮索するのはおこがましい。生年月日まで書かせるのは住民票を取るため。本人以外が役所に行ったとき、これを知らぬと発行してもらえないからだ。家族構成まで含めたプライバシーを公開する必要は、この段階ではさらさらない。  中途半端にアンケートを書くのが、もっともよくない。住所と名前があれば電話番号を調べられるし(特殊なケースは除く)、電話番号を書いてあれば住所はわかる。  しつこくアンケートを勧められたら、  「おたくの会社は、住所や名前まで書かないと見学もできないの。玄関の外には、ご自由にお入り下さい、って掲示しているのは、どういう意味?」とピシャリといってやろう。  後々資料を送って欲しい場合は、アンケートを書かねばならぬ。そういう場合は自宅から離れた展示場へ行くのがよい。  東京・八王子に住む方なら千葉の展示場、横浜在住なら千葉・柏の展示場まで足を延ばすのである。他に用がないと馬鹿らしいので、遊びに行ったり実家へ行ったついでに立ち寄ろう。 勤め先近くの展示場を覗くのも手だ。  遠くの展示場でアンケートを記入しても、熱心な担当者は訪れてくるだろう。それを防ぐには、資料送付のみ希望。訪問・電話はお断りします、と明言しておけばよいだろう。  以上はモデルハウスを訪問してからの話。営業マンが側にいると落ち着いて見学ができない、という人には次の作戦がお勧めだ。  休日なら、昼すぎのいちばん混む時間帯を狙おう。係員は説明で忙しいし、遅い昼メシを食べに行ったりするから手薄になる。平日に時間が取れる人は朝10時過ぎというのがベストだ。  住宅セールスは夜遅くまで仕事をする。客との打合せ上どうしてもそうなる。しかも週末こそモデルハウスに詰めているが、平日は登記所へ行ったり、土地のチェックで留守にすることが多い。  ウィークデイの朝モデルルームへ行くと、明らかに主婦のパートといった人が、玄関の掃除をしていたりする。彼女達は掃除などで忙しいから、見学に密着しようとはしない。たまに説明しようとするケースもあるが、「勝手に見させてもらいますから」というとホッとした顔をするものだ。  平日の訪問で注意したいのは、展示場自体はオープンしていても、モデルハウスによっては閉まっている時もある点だ。予め確認してから出かけよう。

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