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解体工事費、形が残らぬだけに安くあげたい

2018年2月24日「土曜日」更新の日記

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 建て替えの場合には解体工事費がかかる。それゆえ中古の戸建を買う際には、解体の費用分を値引いてもらうのが生活の知恵となる。解体工事といえば古い建物を壊すだけ、と考えがちだが他にも細々とした費用が発生する。土地や道路の状況次第では予期せぬ金額になることもありうる。某社は概算。契約せず。  まずは建物本体の解体工事である。私の古屋は木造の2階建で築後20年を超えていた。 壊しやすい物件、といえるだろう。これの壊し代が坪2万円。延床面積が29坪だったから58万円となる。場所が東京都府中市だから、人件費の安い地域では相場も違うはずだ。  建物解体費にシート養生費と土間コンクリート壌し費を加えると、83万8000円となる。 これを29坪で割ると、約2万9000円という数字が出る。  93年11月当時、東京地区で家を壊すと坪3万円ほどだったとみてよかろう。  バルコニーやベランダがあるとその分の取り除き賢用がかかる。ガレージやシャッターも同様だ。拙宅のガレージは鉄のパイプにプラスチックの波形を乗せた、ちやちなものである。  樹木処分の5万円は松の木1本を伐採するだけのもの。解体工事の打合わせのとき、メーカーの工事担当者から、クレーンなどが回らないのであと4本切りたいとの要望があった。このとき先方が口にした追加料金は13万円だったから、見積書の1本5万円はどう見ても高い。値引き交渉をすべきだろう。(追加料金については、払わずに済ませた)  木を捨てるだけでこれだけ取られるのだ。工事のじやまになるので1回抜いて、建物が完成してからとなると移植費用としてさらに上乗せになってくる。  土地の状況によってクレーン車が入りにくく、人海戦術が必要となれば費用はさらにアップする。  参考までに私の土地の概要をお話しすると、 長方形の南西角地で50坪、南側・西側各々5m道路に面し、幹線道路から20mほどの位置。法面などのない平坦地。 である。 身近な生活ゴミの扱いをみてもおわかりのように、物を捨てるためには今後ますます経費がかかっていくに違いない。  しかも解体工事はあとに形が残らぬもの(当たり前だが)だけに、少しでも安く上げたいところである。  解体工事費節約のポイントをあげてみよう。 1.数社から見積りをとる(とらせる)  住宅メーカーに紹介してもらう一方、自分でも捜してみることだ。ただ、工事の指図は、必ず住宅業者の仕事としてさせること。頼む前に、営業マンにどういう壊し方が必要か、文書で提出させるとよかろう。  建物と違ってシンプルだから、素人でも見積りの比較はしやすい。 2.塀などの取り壊し工事費について、メーカーに折半をもちかける  クレーン車や資材の搬入のために、塀などを壊す必要が出てくる。よく考えると、その経費を全額施主が負担するのはおかしいともいえよう。全く通路がない場合は別にして、そんな大仰な仕掛けを使うのはメーカーの勝手である。塀を壊さなければ先方も商売にならぬのだ。常識的には折半というところで手を打つべきだろう。もちろん押しと泣き落としに強い方は、ご自由に。

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