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階段昇降機の乗り降り

2018年4月2日「月曜日」更新の日記

2018-04-02の日記のIMAGE
 高齢化社会。さまざまに身体に欠陥をもつようになっても、家族の世話を受けないで自立した生活ができるようになるためには、日常の立ち居振る舞いに支障のないよう、きめ細かく整えられたバリアフリーの住まいになっていることが大切です。  特に上下の高さの差については、階段、玄関の上がりかまちの問題から、ちょっとした敷居の段差のつまずきに至るまで、どれも大きな問題となります。  階段についていえば、小型のホームエレベーターを設置することが、住まいを新築する場合に考えられますが、在来の住まいでは、設置の手間も費用も大変ですので、階段昇降機というものが考えられるようになってきました。階段の一方に斜めのレールを取り付け、折り畳み式の腰掛けに座って、電動装置で上下できるようにしたものです。  ところが、昇降機が普及し始めてから、階段上部での乗り降りが大変危険であることに気づきました。レールの取り付けが階段上部の斜め部分だけで終わっていたため、最上段の部分で乗り降りしなければならず、足を踏み外すまいと神経を使ったわけです。このことは、レールを平らな部分まで延ばすというちょっとした工夫で解決されましたが、このように一つの器具、一つの設備にしても、ただそれさえあればという考え方は危険で、使用者のための徹底した配慮が望まれるわけです。  ところで、このごろ公共の場所のエスカレーターが、斜め部分の両端で勾配がゆるやかになる部分が、昔に比べ長くなったように感じませんか。これは端部のところでの転倒事故が起きたとき、その人にさらにつまずくニ重事故を防止できるようにしたわけです。

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