管理人はだれ！？

2018年4月4日「水曜日」更新の日記

　人が中高年に達してつくづく「年だなあ」と年齢を感じさせられるようになる要因の一つに老眼があります。 　新聞や雑誌の文字が読みにくくなるのは、眼のレンズの役をする水晶体に弾力性がなくなって、調節が利きにくくなるためといわれています。しかし読みにくい細かい文字も、照明を明るくすれば読めるものですから、老眼の人は当初、照明が暗いせいだと思いがちです。 　同じ大きさの文字でも、薄暗いとはっきり見えず、明るいと読めるようになるのは、カメラの絞りに相当する虹彩が、明るすぎるために絞り込まれて瞳孔が小さくなり、結果的に焦点深度が増してどんな距離でも（焦点が合って）見えるようになるためです。いわば強すぎる光に対する眼の保護機能を悪用しているわけです。 　眼の健康のために、照明は大きな問題ですが、明るいぽかりがよいわけではありません。 暗い環境での読書はもちろんどんな人にもよくありませんが、明るすぎるのも、眼を疲労させるもとになります。 最低100ワットとかいって一生懸命明るくすることが推奨されましたが、蛍光灯の普及した現代では、暗すぎる心配はほとんど不要で、人ひとりの好みにあった適度の照明をすることが勧められています。 　老眼を意識するようになった人も、できるだけ早い機会に眼科医に相談し、ものを読むときには度の合った眼鏡をかけるようお勧めしたいと思います。秋の夜長の読書がもっともっと楽しくなることでしょう。

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[賃貸のおすすめ条件]
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