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電磁波の悪影響

2018年4月10日「火曜日」更新の日記

2018-04-10の日記のIMAGE
 ある病院で携帯電話を使ったら、医療機器が誤作動して、大変問題になったことがあります。いま携帯電話が大はやりですが、携帯電話ばかりでなく、昨今はさまざまな電子機具が普及し、そこから出る電磁波がほかの電子機器や、人体そのものに悪影響を及ぼすことが憂慮されています。  家庭の中で最も問題となる電磁波の発生場所は、電子レンジといわれています。この電磁波は毎秒24億回も振動するもので、レンジからわずかにもれる電磁波も、人体に対して何らかの影響があると警戒されています。まだ具体的な科学的実証が挙げられたわけではありませんが、電子レンジの通電中はあまり近くに近寄らない注意が必要なようです。携帯電話から出る電磁波はレンジに比べれば弱いのですが、アメリカでは人体への影響を防ぐため、1インチ(2.5センチ)離して使うようにガイドラインで示されています。同 じようにテレビもあまり近寄って見るのは危険で、特に乳幼児にテレビ画面にかじりつく習慣をつけさせることは、避けなければなりません。  電気毛布から出る電磁波も問題になっています。これから寒くなる季節、電気毛布のお世話になる人も大勢いると思いますが、最小限の使用にとどめたいものです。  高圧送電線の下に住むことは危険です。電磁波の強いところ(この場合は「磁場」の強さ)は、小児がんの発生率が4倍高いというスウェーデンの報 告があります。カンマ線とか、エックス線とかは電離性の放射線で、電磁波の一種です(放射線でもアルファ線やベーダ線、中性子線は粒子線といわれます)。放射線にしろ電磁波にしろ、生体の細胞とか遺伝子とかに働きかける性質があると疑われ、がん発生に結びつく可能性が考えられるのです。  電子機器から出される電磁波の人体影響の程度が科学的にはっきり解明されるまでは、「君子危うきに近寄らず」を旨とし、いたずらに便利な文明機器を追うことはやめて、昔ながらのライフスタイルも思い出しながら、健康な生活を維持していただきたいと思います。

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