災害時用飲料水の保存法
2018年4月27日「金曜日」更新の日記
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- 災害時用の飲料水の保存方法としては、有害な物質が溶け出してこないといわれているポリ容器に入れて保存します。市販のミネラルウォーターを利用することも考えられます。 ソーラーシステムのある住宅では貯湯水の換水率の高いこと（したがって水が腐りにくい）に着目して、貯湯槽を床置きにして一時的な緊急用飲料水として利用することも可能です。 家庭で簡単にできる飲料水の保存法として、硬質のポリタンクに次のような要領で準備することが勧められますが、ポリタンクの容量は5リットルの次が20リットルですので、女性や、老人、子どもなどの体力からすると5リットルの方が扱いに便利かもしれません。 最低大小1つずつくらいは用意しておきたいものです。 具体的な保存水の作り方を東京都衛生研究所のデータからみましょう。 1新品の白色角型硬質ポリエチレン容器を水道水で洗浄する。 2新しい水道水を満たし1夜放置する（水道水中の塩素で消毒される）。 3翌日新しい水道水を入れる。 4容器を黒いビエール袋で覆い、冷暗所に保存する（ほこりの防止と、塩索の消耗防止のため）。 これで約3週間保つことができます（はじめ残留塩索0.7～1.0ミリグラム/リットルの場合、3週間後に0.1ミリグラム/リットル以上）。 なお、補足として、市販のミネラルウォーターは手軽な保存用飲料水ですが、保存に適したものとしては加熱処理されたものを選ぶ必要があります。未処理の天然水は保存に適していません。 また緊急時に井戸水を使う場合は、飲用に適していたものでも地震などのため、水質が変化するおそれがあります。必ず使用時には簡易水質検査をしてもらいましょう。加熱、薬剤消毒が必要になることもあります。
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