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2018年5月6日「日曜日」更新の日記

2018-05-06の日記のIMAGE
親 親の世代がマイホームを本格的に建てたり買ったりした頃、日本ではバブル景気が巻き起こり土地の価格が大きく上昇。なにかと予算が厳しい中、それ でも独立した客間や応接室を設けようとしました。 当時の住宅の間取りを見ると、リビングにはいつ来客があってもいいように、重厚なソファとローテー ブルを置いたり、来客用の寝室として和室をひとつ確保しておく例が珍しくありません。  これは、日本の伝統的な「おもてなし」の心の表れとも考えられます。ハレとケ、ウチとソトを区別する、伝統的な日本人の美意識がどこかに受け継がれていたのでしょう。会社の上司や田舎の親戚といったお客様をあらためて迎えるのに、日常生活の舞台裏的なダイニングやキッチンなどを見せるのは失礼にあたるという配慮だったのです。 子  子の世代にとって自宅に招くゲストといえば、学生時代の友人やママ友ファミリーなど気のおけない人達が中心。あらたまった感じの和室ではなく、気軽に食事やお茶をしながら楽しめる場所のほうが使いやすくて便利です。そのため最近は、オープン型のキッチンを中心にしたLDK一体型の問取りも登場しています。  そういえば、親世代が家を建てた頃はとにかく部屋数が問題で「LDK」の前につく数字(例えば3LDKか4LDKかなど)をみんな気にしましたが、今はむしろ部屋数というより部屋同士のつながり、使い方に合わせた広さやバックヤード(収納)に気を配っているように思います。  住み方、暮らし方に応じて「おもてなし」の形も変わってきたのでしょう。

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