それぞれの距離に配慮しましょう
2018年5月17日「木曜日」更新の日記
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- 例えば親世帯2人と子世帯4人が一緒に暮らせば、単純計算で2ヵ月に1回は誰かのお誕生会がやってきます。これを家族としてのイベントにす
るだけで楽しくなるのではないでしょうか。
ただ、2世帯交居では暮らしの交わりが増える分、お互いの領域を尊重することも不可欠です。昼間、子世帯が留守のとき、雨が降ってきたので
祖母が良かれと思って洗濯物を取り入れてたたんでおいたら、お嫁さんに「取り込まなくても良かったのに・・・」といわれお互い気まずくなった。こんな話を聞くことがあります。お嫁さんにしてみると、自分の領域に勝手に踏み込まれたような気持ちがしたのでしょう。
人間にも、縄張り意識があります。そこへ不用意に他人が入ってくると、不快感やストレスを抱くのです。2世帯交居の場合、お互いどこまで入ってもよいか、あらかじめルール化しておくと安心です。また、2世帯の共有スペースの他にしっかりと、各世帯、各夫婦がそれぞれ独立したひとりになれるスペースを確保しておくといいでしょう。
こうした物理的な距離とともに重要なのが、心理的な距離です。心理的な距離が近すぎる場合も、物理的な距離と同じように不快さなどを感じ、ストレスにつながります。心理的な距離についてのルール化は難しいでしょうが、時には近づき過ぎない配慮を忘れないようにしたいものです。
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