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大手建設業者から見積もり

2018年7月14日「土曜日」更新の日記

2018-07-14の日記のIMAGE
生真面目で几帳面、曲がったことの嫌いな昭登の性格から推して、これは間違いのない事実のようだ。昭和44年は、〇〇建設にとって画期的な年であった。この年に〇〇建設は浦幌町の東部十勝澱粉工場の建設工事を受注したのである。敷地35万平方メートルの広大な用地に、本社工場(鉄筋2階建て、1420平方メートル)と乾燥工場(鉄筋平屋建て、1420平方メートル)、宿舎(木造2階建て、660平方メートル)、事務所および住宅(280平方メートル)の付帯設備をつくるという大がかりな工事であった。工事総額6億円の3分の1にあたる2億142万円分の工事を日崎建設が受注したのである。発注者はホクレン農業共同組合連合会であった。工事建設にあたってホクレンでは、大手建設業者から見積もりを取った。しかし、いずれも予算と合わなかったという。一方、地元の建設業者は、当時としてはあまりにも大型すぎて手に余ると敬遠したそうである。当時ホクレン専務だった妻.紀子の叔父の勧めで昭登は入札に応じた。これにはかなりの勇気と決意を要したようだ。というのも、その前年の〇〇建設の完成工事高はわずか1億9200万円だった。その年間工事を上まわる工事を半年で完成させなければならなかったのである。

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