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リサイクル活動

2018年7月18日「水曜日」更新の日記

2018-07-18の日記のIMAGE
「日崎さんは、いわばプレハブの幕開けを担った人といっても過言ではありません」と語っている。昭登のアイデアはその後も続く。昭和50年には「ヒザキ万能ハウス」(D型ハウス)を生み出した。開発にあたっては、ローコストで丈夫な、しかも用途を幅広いものとするようにと技術者を総動員して完成させている。「ヒザキ万能ハウス」は設計が比較的自由で、基礎がしっかりしているので耐震性にも優れ、十勝の農業関係者を中心に乾草収納庫や畜舎、車輛格納庫などに広く普及した。現在の〇〇建設の本社社屋が完成したのは昭和49年のことであるが、社屋の建設にあたって昭登は、すでにリサイクル活動を実践している。昭登が退院して間もないある日、車で出勤する途中、窓から鉄工所の敷地に放置されている鋼材が目についた。それは3年前に受注したホテル建設のために用意された鋼材だったが、キャンセルされたためにそのまま野ざらしになっているのだという話であった。まさに資源の無駄、産業廃棄物の見本のようなものだった。昭登は持ち主からそれを買い取って社屋の骨組みにつくり替えたという。もうひとつ、ボーリング場の解体によって廃棄物となったレーンの床板を社屋の事務所の床に張り直して使った。昭登のこうしたリサイクル精神により、鉄筋3階建て、延べ面積1500平方メートルの社屋は3500万円で完成したという。

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