管理人はだれ！？

2018年7月24日「火曜日」更新の日記

サヤ管ヘッダー方式にも免震構造にも、魅力的な価値があるからこそ、不動産会社はそれを付加価値として提供しているのだろう。しかし購人者が、より正確な情報を得ようと思えば、やはり戸購入者自身が気を配るしかないようだ。「その付加価値のメリットはよくわかりました。で、何か不安な点はありますかね」この極めて単純な質問の繰り返しが、意外な発見を生むのに役立つのである。知人が怖れのマイホームを予に入れたのに浮かない顔をしている理由を尋ねたら、思いもしなかったムダな費用を月々払わされているのが気にくわないという。聞きもしない有線放送の受信料を月1000円も払わされているという。解約したくてもマンション全体で契約しているのでそれはできないということだった。またある人は、50チャンネル以上の番組が楽しめますという説明で、ケーブルテレビが引き込まれたマンションを購入した。ところが、月々バカにならない基本利用料を払わされているうえに、お目当てのチャンネルを楽しむためにはさらに追加視聴料がかかるとわかり後悔している。付加価値とは名ばかりで、自分にとっては必要のない施設に毎月金を払うのがムダでしかたがない。こういう場合であれば、買う前にきちんとチェックしなかった自分が悪いのだ。いうなれば自業自得とまだ諦めがつく。