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マンションの竣工図書・工事報告書と竣工式は

2018年8月2日「木曜日」更新の日記

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■実費精算、設計変更の追加工事費の支払方法:改修工事の契約は増減する清算項目と、変更のない請負項目で構成されます。不確定要素のある項目は予め数量を仮定し、その単価で実費清算する方式がとられます。建築家はこのことを組合員によく理解させておく必要があります。患部を発見し、実際の数量が契約書にあるその項目の数量より多い場合は、多い分だけ増額し、少ない場合には減額となります。また設計図書に盛込まれてない改修工事が発生した場合は追加、設計変更の対象となります。これらは図面や写真に記録され、終了時に増減数量が確定し清算されます。清算した結果、契約金額より上回る場合は、その分の支払いは竣工後三カ月程後に支払います。下回る場合は竣工払い時に減額して支払います。通常、請負金額の五~一○%程度を予備職として予算計上しておきます。これが計上されてない場合は、総会で承認を求めることになります。■工事記録はなぜ必要か:大規模修繕工事は一回だけでは終わりません。十数年程の周期で繰返し繰返し、建物が死ぬまで長期にわたり実施されていくものです。今回の工事が終われば、それは次の大規模修繕工事に引き継がれてゆくわけです。次の改修工事を準備し計画するときに、前回の工事で、建物のどの部分に、どのような補修や改修が行われたのかの記録は重要な資料となります。工事記録は今後の為に残しておくべきマンションの「カルテ(病歴記録こなのです。工事記録は詳細で具体的に体系的に整理し、保管されなければなりません。それは「補修施工図」「工事写真」「作業日報・晴雨表」「使用材料メーカーリスト、及びその出荷証明」「苦情処理記録」「オプションエ事記録・リスト」などになります。

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