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管理業務の委託

2018年8月20日「月曜日」更新の日記

2018-08-20の日記のIMAGE
【Q】自主管理をしていますが、役員の負担が大きいので、管理会社に管理を委託しようとの話がでています。委託の方法や管理会社の選び方について教えて下さい。 【A】管理会社に管理業務を委託する場合、一部委託と一括委託の二つの方式があります。前者は、基本的には自主管理と同じく区分所有者が管理を行いますが、業務の一部、たとえば清掃だけとか、設備保守だけとかを管理会社に委託する方式です。後者は事務管理業務をはじめとして、ほとんどの管理業務を管理会社に委託する方式です。■委託する業務の範囲と内容を明確に:一部委託の方式をとるにせよ、一括委託の方式をとるにせよ、まず管理会社に何を委託するのか、管理組合で決めておくことが大切です。委託する業務の内容や範囲を明確にしておかないと、業務遂行上の責任範囲が不明確になり、当然行われると思っていた業務が行われないとか、行われても不十分だとかいった不満がでたとき、トーブブルに発展する恐れがあるからです。したがって委託契約書に業務内容を明記するだけでなく、管理業務の内容ごとに、業務仕様醤(たとえば管理員業務仕様書とか、清掃業務仕様番とか)を作成しておくことが必要です。■管理会社を選ぶポイント:管理会社を選ぶにあたっては、次のようなことに留意するとよいでしょう。【①さまざまな管理業務の作業基準および問題処理ルートが整備されているか。②諸設備の保守点検に必要な専門能力を持つスタッフが揃っているか。③会計管理の適切な処理能力を持っているか。④管理組合運営に関して適切な助言ができる能力、また修繕計画を立案する能力を持っているか。⑤管理員の教育はどうなっているか。管理員の病欠等、不在の場合の対応はどうなっているか。⑥設備の故障等、緊急時の即応体制が整備されているか。】以上の点について、管理会社から十分説明を受け、できれば二、三社から見頼りをとって選ぶとよいでしょう。依頼しようとする管理会社が実際に管理しているマンションがあれば、そのマンションへでかけて行って組合役員の意見を聞いてみるのも一方法です。

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