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妊婦は新築の家は避けた方が良い

2018年8月26日「日曜日」更新の日記

2018-08-26の日記のIMAGE
高温にして風通しをよくすれば揮発しやすいという性質を利用して、入居前にエアコンなどの暖気運転によって室内の温度を上げて換気し、化学物質の放散を促進する方法(ベークアウト)もあります。ただし、この方法は、たしかに材料の表面にある揮発性の高い化学物質(VOC)には有効ですが、残念ながら、ホルムアルデヒドのような材料中に含まれるものに関しては有効性が低いのです。昔は、家相で、妊婦がいるときに普請をするのは凶とされていました。というのも、昔の家は、水でこねた壁土で壁を厚く塗る(湿式)ので、この壁の乾きが遅く、新築の家の中の空気が湿気ていたからです。この湿気た空気が妊婦の健康によくないとされたのですが、経済性を追求して乾式工法になった現在でも、妊婦は新築の家には住まないほうがいいかもしれません。湿気た空気より、むしろ化学物質をたくさん含んだ現在の新建材のほうが、健康にははるかによくないといえるでしょう。

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