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間取りを考え始める初期の頃

2018年9月3日「月曜日」更新の日記

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建築材料や部品がこの寸法を基準にできていますから、この小間割から大きく外れないように間取りを作ると無難な建築をすることができます。ということで、間取りを考えはじめるごく初期のころ、方眼紙を使うと便利です。私のこれまでの建築主たちはたいてい普通の目盛りの方眼紙に書いてきました。でも気を入れて自分で間取図を作って見ましょう。なら、トレーシングペーパーと呼ばれる紙が実用的です。透けて見えるので前の間取図に重ねてどんどん書いていけるからです。使いはじめるときは、まず敷地の大きさだけを書いたものを一枚目のトレーシングペーパーに写す作業をして、最初のころはいつもそれを下に重ねておきます。トレーシングペーパーにも巻いてあるもの、目盛りの入っているものなどいろいろありますが一番使いやすいのは9.1ミリ毎に目盛りの入ったものでしょう。つまり縮尺が100分の1のときに3尺ごとの線がはじめから書いてあることになります。間取図用として、プロが使うために作られたものですが、銀座にある東京建築士会で素人でも買うことができます。大きな文房具店や各地の建築士会でも扱っているはずですから問い合わせてみるとよいでしょう。間取図を作りはじめれば数十枚ぐらいはすぐなくなってしまいます。これがあるのとないのとでは能率がまったく違いますから、少々の手間をかけてでも手に入れることと、またこればかりはもったいないなどとは考えないでどんどん消費することをおすすめします。私は既製品のものでなく、特別注文でトレーシングペーパーを間取図用に使っています。大きさはB4判。この間取り用紙を使ってみたい方は、振替口座へ代金プラス送料をお送りください。遅くとも一か月ぐらいのうちにはお手元に届くように発送できると思います。文房具店で買う場合には1ミリ方眼でなく5ミリ方眼のトレーシングペーパーのほうが便利でしょう。この場合1㎝=小間が3尺をつけなくてはならないのは敷地を書き入れるときです。縮尺が91分の1になりますからちょっと面倒です。でもコピー機の拡大縮小機能を使えばむずかしいことではありませんね。91㎝が10ミリになりますので、109%か110%に100分の1の敷地図を拡大して使います。109%のときは気持ち小さめ、110%では実際よりわずかに大きくなります。ついでに、ここで郵便振替口座について述べ郵便振替口座は誰でも開けます。銀行振込手数料はとても高くなってしまい、少額の送金には使う気になれません。その点、個人で郵便振替口座を開けば振替手数料は少ないですし、お互いに振替口座を持っていれば送金手数料は金額にかかわらず、わずか15円ですみます。

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