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生活者に支持された物件

2018年9月7日「金曜日」更新の日記

2018-09-07の日記のIMAGE
成長社会から成熟社会へと時代は移り、日本ではそこにバブル経済の崩壊、景気の冷え込み、消費の低迷というベクトルも加わった。こうした時代には、生活者が本当にほしいと思ったもの、そして生活者が本当に満足し、納得したものしか売れないのだ。現在では、売れる商品開発をしたいなら、その答えはつまり「生活者に聞け」といわれているのである。「ルネ・シエスタ」では、まさにその事実をつきつけられたのだ。現在では、マンションに床暖房付きのフローリソダは、欠かせない設備だと考えられてきた。床暖房付きのフローリングを標準設備とし、そのうえでそこになにを加えてほかの物件と差別化をはかるかに、知恵の絞り合いを繰り広げてきたのが近年のマンション業界だったのである。だからあるマンションでは、そこに加えて専用庭があり、共用庭がある。あるいは屋上庭園をつくってみたり、中庭に小川を流したり、共用区分を設け、託児所を設置したり…。実にさまざまなアイデアが提唱され、展開されてきた。現在、市場で好調なマソションとは、立地やハードのグレードとともに、こうした付加価値が生活者に支持された物件であったのだ。ところがマンションの差別化要因として、これまでの付加価値を超えたダークホース的な存在としてディスポーザーが台頭してきた。しかも、このダークホースはぐいぐいときわだった差し足をみせ、競争相手に圧倒的な差をつけてゴールをかけ抜けたのである。

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