管理人はだれ！？

2018年9月8日「土曜日」更新の日記

企業活動の現場ではゼロ・エミッショソヘの挑戦が盛んに行われている。ゼロ・エミッショソとは、生産現場、オフィス部門など各部署で可能なかぎりリサイクル努力に努め、廃棄物、排出物をゼロにしようという運動である。環境問題への配慮であり、加えて、廃棄物の収集、処理にかかるコスト削減をめざすという目的もある。自治体のゴミ問題はいよいよ火急をきわめている。現代の意識レベルの高い生活者たちは、日々の暮らしのなかでも環境的配慮の意識が高く、ゼロ・エミッショソは高い訴求力をもつキーワードとなったのである。ディスポーザーは、ゴミ問題に対する、現段階におけるもっとも確実で、高い効率が期待できる解答である。そうした時代背景を考えてみても、ディスポーザーがマンション差別化の決定的な要因になるという事実は、決して驚くには当たらない。しかし、読者のなかには、なぜ、それほどまでにディスポーザーがマンションの購入時に大きな。売りとなるのか、疑問をもつ方も少なくないのではないだろうか。マンション購入後に、余裕ができたら買えばよいのではないかと思う方も多いだろう。ディスポーザーといえば、シソクの奥に取りつけ、下水道とつなぐ工事をすればよいだけだと思うのが普通なのではないだろうか。現在、ブームを呼んでいる食器洗い機のように、余裕ができたときに購入すれば、十分であるような気がするはずだ。