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車椅子の出入りのためには

2018年9月10日「月曜日」更新の日記

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小学生でも一年生と6年生では体の大きさが違うのと同様、できることもまったく違います。小学生以下の子供については、今、どのような状態であるかを考えすぎないように計画することが大切です。敷地が狭い、予算がないなど思いどおりの大きさの家は建てられないのが多くの人の現状です。そこで、なんだか狭苦しいなあと思ったとき、玄関を居間の一角に作ったらどうなるか考えてみましょう。きっと間取りの自由度が大幅に広がることでしょう。玄関だけでなく、そこから続く廊下の分の広さまで居間の一部に取り込むことができます。訪ねてきた人から中が丸見えになってはという心配は無用です。床と下駄箱など家具の高さを調節することで解決することができます。玄関ドアは一般に気密性がよくないので暖房の問題は残りますが、心配な場合は気密性の高い玄関ドアを使えばよいでしょう。重におりているつもりでも踏み外すかもしれません。家の中の事故はけっこう多いもので、階段はその筆頭です。階段は平面的な形によって、いろいろな呼び名がついています。万が一踏み外したとき、せめて上から下まで一直線に落ちてしまわないように、できるだけのてっぽう階段は作らないようにするのがよいとされています。しかし、よいとわかっていてもできないことがあります。そういうときは次善の策としての下曲がり階段となるようにプランを考え直しましよう。上曲がり階段はてっぽう階段と同じくらい危険なものとされています。また、階段がどうしても直線になってしまう場合、踊り場付きならよいように思われるかもしれませんが、大邸宅ならともかく、階段幅に3尺しかとれない小住宅で階段の中間いろいろですね。新築の機会に無理なく平らにできて、日常不自由を感じなくてすむ家の中の段差について考えてみましょう。玄関と勝手口では履物を脱ぎますから、ある程度の段差はどうしても必要だと思います。障害者用の住宅を見学したことがありますが、ここでも20㎝ぐらいの段差がついており、車椅子の出入りのためには電動式のリフトを使っていました。どのように年を取るかは誰にも予想できませんから、一般の住宅にリフトまでは不要なものでしょう。ただし、一段の高さは少しでも少ないほうが、元気のよい高齢者にとってもありがたいということですから、普通だと20㎝以上にはなってしまう段差をできるだけ低くし、必要な時が来たら、手すりをつけられるように準備してお一浴室の入口には、洗い場の水が隣の部屋に流れないために普通15㎝ぐらいの差がつきます。

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