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きれいに暮らすための原則

2018年9月12日「水曜日」更新の日記

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高いところの水平面、とくに目線より上の水平面はどうしても日常の掃除のとき、文字どおりハタキの手が届きません。大掃除のときマスクをしてどんなところのほこりを払うか考えてみればわかります。神棚、奥の途中にあるカーテンボックスの上の面、長押、洋服ダンスや本箱や食器戸棚の上面…これらはほこりのたまる原因を作らないという意味で気をつけましょう。低いところの水平面、この代表的なものは出窓です。低い場所ならはこりで汚れることにはあまり心配はいりません。でも掃除のたびごとに片づけに苦労してはいませんか?低い棚には雑多なモノを置きっぱなしにしがちです。なにもなければどんなにかハタキがかけやすいのに。ついつい便利だからいろいろなモノを置いてしまいます。そして、誰かが掃除するために所定の場所に片づけるときまでそのままになります。出窓は、たしかにあれば部屋が少しでも広々とします。そこにすっきりとなにもなくて、鉢植えや置物がいくつか置かれているだけならば出窓は本来の目的を達します。そういう使い方ができない場合、出窓はないほうが無難です。同じような注意の必要なのがキッチンと食堂を分けるカウンターやハッチです。これらは本来配膳台の役割をするものですから、作業中以外は大部分が空いていないといけません。上にモノがごちゃごちゃと並んでしまいそうな家庭ではこれも避けるのが賢いといえましょう。飾り棚やサイドボードなどの低い家具も同じです。雑多なモノの陳列棚と化す恐れのあるときはあきらめましょう。日用品の雑物を陳列したくなるような余計な水平面は作らないことが、楽にきれいに暮らすための原則です。和室が美しく見えるのは家具類がないときです。あってもいいのはせいぜい一個か二個で昔は和室になにも置かずに暮らすことができました。裏に納戸や大きな倉があったからです。そのような家には、必要な物をそのつど必要に!応じて納戸や倉から出し入れする人手も十分ありました。表の和室に対する裏の納戸です。私たちは、昔とは比較にならないくらいたくさんの物に囲まれて生活しています。身近なところになにも置かずに暮らすことなどできないし、出し入れも自分でするしかありません。でも、家の中を表と裏に区別する方式だけは参考にすることができます。いつもきれいにしておく部屋とごちゃごちゃしててもよい部屋とに分けて楽をしましよう。

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