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裏の部屋は表の部屋

2018年9月13日「木曜日」更新の日記

2018-09-13の日記のIMAGE
人手は自分しかありませんから、裏の部屋は表の部屋のすぐ隣に作るようにします。たとえば台所の隣に納戸を配置して、日常生活に必要でないものはみんな納戸に入れておくようにしてみます。表の台所に対して隣の納戸は裏の部屋となります。台所では油汚れが戸棚の中にまで侵入することがありますから、毎日頻繁に使うもの以外はみんな裏の納戸へ入れてしまうのです。寝室の隣にも衣類を入れておくための小部屋を作ります。「ウォークインクロゼット」とも呼ばれる部屋、つまり入っていける衣装戸棚。少し広ければ中で着替えもできます。寝室には化粧台とベッドだけ。掃除も簡単だし、好きな絵を掛けるための壁も残ります。ここになら着かかりの衣類を引っ掛けておいても目障りではありません。ただ、一日着た衣類からはけっこう水分が出ますから換気に注意しましよう。書斎の隣には書庫を。洗面所をきれいにしたかったら洗濯機は別の場所へ。居間の隣に幼い子供のための裏の部屋。でもまたたく間に子供達は成長しますから、これは不要になったときどうするか考えておく必要があります。納戸にする、お父さんかお母さんの部屋にするなどいろいろな方法があります。表の部屋に置くものはできるだけ少なくして、すっきりした暮しを楽しみましよう。現代人の生活には人手も時問もありませんから、なんでも必要な場所のすぐそばに配置するようにします。今は標準的な核家族、Nさんの住宅です。子供二人は小学生ですが、近い将来Nさんの両親が同居する予定です。Nさんの両親は体が多少不自由なので一階のトイレ・浴室などを寝室から近いところに作りました。N大息の寝室にもシャワー室があるので、一階浴賞への出入口が居問にある不都合を気にしないですみます。Nさんのこの家は遠い将来どういう使い方をされることになるのかわかりませんが、家族構成が変化したとき二所帯住宅としてもある程度対応できるような小工事での改装が可能です。イラストのように現在の二階シャワー室を浴室に、寝室にキッチンセットをおけばLDとして使えます。増築はいっさいなしでも、玄関だけが共有の二所帯住宅となりました。トイレの大きさは普通は畳1帖分、狭いときには3分の2帖分。どちらの場合も幅は3尺が基準で、実際に有効な室内空間の幅は、関東間では80㎝を切る寸法となっています。この大きさのトイレに洋式便器というのが最近の住宅の典型となりましたので、床の拭き掃除がやりにくいことを実感している人が多いことでしょう。

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