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生活雑排水や浄化処理

2018年9月14日「金曜日」更新の日記

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ディスポーザーを後づけし、その排水がマンションに設置されている浄化槽に流れ込んだとき、どのようなことが起こるのかをさまざまな角度からデータを集めようというのである。集合住宅においては、下水道が整備されていない地域では独自に浄化槽を設置しなければならない。浄化槽とは、各家庭から排出される生活雑排水やし尿を浄化処理するためのものである。これを設置することによって、下水道のない地域でもトイレを水洗化できるのである。日本人の生活文化の向上に、大きく寄与しているものの代表的存在だ。日本では、江戸時代以降、第二次大戦終戦後まで、尿は貴重な有機肥料として活用されていたため、尿を収集する目的もあり、くみ取り便槽が長くつづけられていた。しかし、しだいに化学肥料が一般化してくるにつれ、くみ取り収集する必要が減少し、し尿の浄化対策への取り組みがはじめられた。浮上してきたのが浄化槽の設置である。浄化槽に関する法律は何回となく改定され、変遷してきたが、現在では、浄化槽は単独浄化槽と合併処理浄化槽の二種に分けられている。単独浄化槽とは、トイレから排出されるし尿だけを処理するものだ。ところがこれでは、キッチソ、風呂、洗面所などからの排水は処理されないままに、河川や湖沼に流れ込んでしまうため、周辺環境が汚染されてしまう。そこで、生活排水とし尿を合わせて処理する合併処理浄化槽が登場してきました。

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