管理人はだれ！？

2018年9月19日「水曜日」更新の日記

振替用紙の裏には簡単なメッセージも書くことができます。ただし、時問はかかりますので急いでないときに限ります。所要時間について郵便局で聞くとたいてい、二週間ぐらいかかりますという答えが帰ってきます。ますが、私の経験では早くて三日、遅くても一週間はかかりませんでした。口座を開いてから使えるようになるまでは二週間ぐらいです。素人が仕上げた間取り図でも、その他善し悪しは別として、ほとんどは工務店や大工さんがそのまま建てることができる立派な設計図として使えます。ただひとつ、どんなに腕のよい大工さんにも建てられないのが、通行不可能な階段のある家です。間違いないのは、一階と二階の平面で同じ位置に階段がかさなるように配置することです。階段が1、2階とも全部吹抜けであることは絶対条件ではありませんが、平面的に見て一階の階段の一部に二階の部屋や物人れを重ねるときには十分すぎるほどの注意をしなければなりません。家を建てるのを急いだら、いいことはひとつもありません。たとえば、もしあなたが年まわりがとても気になる人でそのために時問がないのだとしたら、はじめにこれを解決しておきましよう。あなたに年まわりについて忠告してくれた人に相談しましょう。回避するためのなんらかの方法を教えてくれるかもしれません。あるいは一年先に延ばすことは、どうしてもできないことなのかどうか考えてみましょう。急いでいるとしたら、その理由をもう一皮よく検討してみること。これから何十年も住むかもしれない家の建設と、急ぐ理由の重さを天秤にかけてみましよう。間取りと工事にたっぷり時間をかけられるようにすることは、はじめにすべき大変たいせつなことです。ちょっと大きな口物をするとき、すでに持っている人に参考意見を聞くということはよくあることではないでしょうか。洗濯機・冷蔵庫・電子レンジービデオなどは、使ってみて具合が悪いからといってそうそう簡単に買い換えるわけにはいきません。住宅は買物の中でも最も金額の張る一生ものです。慎重になりすぎるということはありません。いろいろな人を訪問して、話を聞いたり見せてもらったりするのはたいへんよい勉強になります。連がよければ設計者や工務店を探すため役に立つかもしれません。私もほかの設計者の仕事を見るチャンスはできるだけ逃がさないようにしています。計画の始めのころは、なにかのついでにショールームのそばを通りかかったとき、覗いてみるようにいつも心がけましょう。