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「大壁」の場合は

2018年9月23日「日曜日」更新の日記

2018-09-23の日記のIMAGE
「大壁」の場合は柱の内側に壁ができますから、実際の幅は75㎝ぐらいとなるのが普通です。少し長いと極端に狭く感じられ壁がたくさんあるので絵を掛けることはできますが、少し離れて正面からは眺めることは無理です。中廊下を節約して、その分の面積をほかの部屋を少しでも広くするほうへ使いましょう。廊下はあまり作りたくありませんが、いろいろな都合でできてしまう場合があります。そのときほかにどうしようもなく、90度折れ曲がる部分ができてしまったときには、なるべく外側の壁には開口部を作るように心がけましよう。長い物や大きいものを運ぶとき役に立ちます。引き違い形式の建具だといざというとき外せるので便利です。でも決して無理をして作る必要はありません。もし支障なくつけられたらという場合に限ります。小住宅ではこのような廊下を作らないようにもっと努力することがたいせつです。生ごみをはじめとして、灯油のポリタンク、自転車、庭仕事の道具、スキーそのほかスポーツ用品、古新聞の束など、物置やサービスヤードに繊きたいものはいっぱいあります。暮らしてみてどうしても困ったら後で考えようというふりを考えは捨てましょう。算に入れられない場合でも、スペースだけは最初から確保しておくほうが賢明です。新築後しばらくたった家の前庭にスチール製の既製品物置があったり、隣の家との狭い通路に応急に作った差しかけの屋根が掛かっていたりするのはよく見られる光景です。間取りと同時に敷地全体を考えて、最初から物置の場所を決めておく、家の一部に外から使える納戸を作っておく、納戸はとれなくても柱と屋根だけのピロティを作る、玄関や勝手口の土問の部分を広く取る、床下を高くしておくなどの方法をオススメします。どうしても無理ならば、せめてきちんとした庇を勝手口付近に大きめに作ることにしてください。でも、差し支えないときには襖を開けたままにしておけばそれだけで解放感が得られるからです。開け閉め自在、二室の問仕切りを全部建具にしておかしくないのが和室の大きな特徴です。和室を二つ作るのにこれを生かさないのはたいへんな損失です。さらにそのうえ欲をいえば、続き間が寝室・老人室など個室となる部屋の場合には、その部碵に付属した納戸を用意しましょう。なんでも納戸に入れてしまえます。散らかりにくいので、和室のよさを最高に楽しむことができるでしょう。いつも片づいていれば気軽に襖を開放する気にもなるというもの。さらに、大勢のお友達を呼びたくなったら、大成功。きっとよりいっそう充実した生活を楽しめることになるでしょう。

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