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環境問題が最大の関心事

2018年9月27日「木曜日」更新の日記

2018-09-27の日記のIMAGE
ディスポーザーを日本人の暮らしに普及、浸透させるという青山の歩みは、少々古いたとえではあるが、まさに「一歩進んで二歩下がる」そのものだった。せっかく一歩前進したかと思うと二歩後退を余儀なくされる。この後退をもたらすものは、行政の無理解と相場が決まっていた。青山がディスポーザーを日本にもちこんだころは、いわば第一次環境ブームとでもいう時期で、社会的にも環境問題が最大の関心事として浮上してきていた。このブームにのるかのように、行政はこぞって、アンチディスポーザーの姿勢をみせたのである。「役所に行くたびに納得のいかないことばかり。何度、爆発しかけたかわかりませんわ。いや、実際に爆発してしまったことも…」青山にいわせれば、当時は役所に行っても、「ディスポーザー」と口に出すこともできなかったというほどだったのだ。「もう、ディスポーザーぐらいまでいったら、あれはアカン、というのです」問答無用、相手の話を聞く前にピシャッと耳を閉ざしてしまう。まさに聞く耳をもたないのが行政の姿勢であった。そんなエピソードをひとつご披露しよう。あるとき、神戸市役所に行き、「ディスポーザーについてお話をうかがいたい」ときりだしたところ、いきなり、「あれはアカンで」という全面拒絶姿勢。青山はアメリカでのデータをそろえ、さまざまな角度から話をしようと意気込んでいったのだが、その資料を広げても、それに目もくれようともしないのだ。

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